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イスラエルのベネット首相は、おととし国交正常化したバーレーンイスラエルの首相として初めて公式訪問し、15日、ハマド国王と会談しました。

会談のあと、ベネット首相は「より強く安定した地域の構築に向け、多くのことを話し合うことができた」と述べ、ハマド国王も「実りある歴史的な訪問だ」と歓迎しました。

さらに、イスラエル政府は声明を出しバーレーンサウジアラビアや周辺市場への玄関口であり、この関係はイスラエルにとって利益となりうる」と意義を強調し、バーレーンの隣国でつながりが深いサウジアラビアとの接近にも期待を示しました。

イスラエルは、アラブ諸国の中心的な存在であるサウジアラビアパレスチナ問題をめぐって対立し、国交がありませんが、おととしには当時のネタニヤフ元首相が極秘で訪問したと報じられています。

イスラエルとしては、こうしたアラブ諸国との関係強化をはかることで、敵対するイランへの圧力を強めたい思惑もあるものとみられます。

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