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アフリカ東部のエチオピアは、国民の半数以上が電力を十分に利用できないなど電力不足が深刻となっていて、2011年からナイル川の上流で「大エチオピアルネサンスダム」の建設を進め電力の確保を急いでいます。

20日は、ダムで初めてとなる発電が始まり、式典に出席したアビー首相は「暗闇に苦しむ6割の国民に光をもたらすことが目標だ」と述べ、水力発電の意義を強調しました。

一方、エチオピアのダム建設をめぐっては、ナイル川に水源を依存する下流のエジプトやスーダンが水不足につながるとして懸念を示してきました。
2015年には、エチオピア下流への影響を考慮するとした基本的な取り決めが交わされましたが、放水量などの具体的な合意には至っていません。

発電が始まったことを受けてエジプト外務省は声明で「一方的な発電開始は、取り決めに違反する」と反発し、水資源をめぐる国家間の対立が深まる事態となっています。

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