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クーデターで実権を握ったミャンマー軍は27日、軍の記念日の式典で大規模な軍事パレードを行い、演説した司令官は、武装闘争を続ける民主派の抵抗勢力を「全滅させる」と強いことばで威嚇しました。

この式典は、軍の起源となる組織が太平洋戦争中の1945年に旧日本軍に対し独立を目指して蜂起した日を記念して、軍の最も重要な行事として毎年開かれているものです。

首都ネピドーの会場で軍トップのミン・アウン・フライン司令官が演説し、軍の統治に抵抗する民主派勢力の一部が武装闘争を続けていることに触れたうえで「テロリストのグループやその支持者と交渉することはもはや考慮に入れず、全滅させる」と強いことばで威嚇しました。

軍事パレードでは、ロシア製や中国製のものを中心に重火器や戦車、航空機を見せつけ、例年どおり8000人余りの兵士らを動員して力を誇示しました。

武装した民主派勢力と軍との戦闘は山岳地帯などで激しい戦闘となっているところがあり、双方に大勢の死者が出て、国連によりますと、国内外に避難を余儀なくされた人は50万人を超えています。

平和的な抗議活動を続ける市民に対する軍の弾圧も続いていて、現地の人権団体によりますと、犠牲者は1700人を超え、拘束された人の数は1万3000人近くに上っています。

ミャンマー軍の記念日の式典には毎年、各国から関係者が招かれます。

ロシアは去年に続いて本国からフォミン国防次官を派遣し、空軍がアクロバット飛行を披露する見通しだという情報が地元メディアなどで伝えられていました。

しかし27日の式典に国防次官の姿はなく駐在武官の出席となり、アクロバット飛行の披露もありませんでした。

ミャンマー軍の報道官は記者団に対して「ロシア本国の状況を受けてのことだ」と説明しています。

ミャンマー軍は武器の調達をロシアに依存する度合いが高まっていて、式典は両者の関係が目立つものとなる見通しでしたが、ウクライナ情勢で計画が変更になった可能性があります。

一方、ロシア以外で駐在武官らが出席した国は中国やタイ、カンボジアなどわずか8か国にとどまり、国際社会の中でのミャンマー軍の孤立が反映されたものとなりました。日本は去年に続いて出席を見送っています。

フィリピン沿岸警備隊は27日に声明を出し、ルソン島の西200キロ余りの場所にある南シナ海スカボロー礁の周辺海域で今月2日、パトロール中の巡視船1隻が中国海警局の船1隻による接近を受けたことを明らかにしました。

併せて公開した当時の様子を撮影したとする映像では、中国海警局の船がフィリピンの巡視船と併走したあと、速度を上げて追い抜いていく様子が映っています。

声明によりますと、中国側の船は最も接近した際にはおよそ19メートルの距離に迫っていたということで、沿岸警備隊の司令官は「中国側の行為は衝突の危険性を高めた」と非難しました。

スカボロー礁は、中国による実効支配が続き、フィリピンも領有権を主張していますが、声明では、周辺海域でのこうした接近は去年5月以降、今回で4回目だとしています。

中国が南シナ海で海洋進出を強める中、日本はフィリピンの海上警備能力の向上などを目的に、2016年以降、海上保安庁が巡視船を相次いで供与していて、今回、接近を受けたのも日本が供与した船でした。

#反中国#対中露戦#習近平伏魔殿体制=旧体制

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