経済危機で不満高まるスリランカ 市民抗議に警察発砲 初の死者 #nhk_news https://t.co/iQeeH8ud6N
— NHKニュース (@nhk_news) 2022年4月19日
スリランカの最大都市コロンボからおよそ90キロ離れたランブッカナで19日、地元の人たちが燃料の値上げなどに抗議して道路を塞いでいたところ、警察がこれを排除しようとして発砲しました。
警察によりますと、1人が死亡、少なくとも10人がけがをしたということです。
スリランカでは、物価の上昇や燃料不足などによる経済危機で市民の不満が高まり、政府に対する抗議活動が各地で相次いでいますが、死者が出たのはこれが初めてです。
スリランカ政府は今月12日、IMF=国際通貨基金からの支援に関する協議がまとまるまでの一時的な措置として、借金にあたる公的債務の一部について返済を停止すると発表していますが、複数のメディアはデフォルト=債務不履行に陥る可能性があると伝えています。
一連の抗議活動では、経済危機は政府の責任だとして、ラジャパクサ大統領の辞任などを求めていますが、政府側は応じておらず、混乱の収束は見通せない状況です。
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