https://d1021.hatenadiary.com
http://d1021.hatenablog.com

イギリス・ロンドンを訪問している金子総務大臣は、日本時間の29日夜、デジタル政策などを担当するロペス閣外相と会談し、日英両国が情報通信分野で具体的な協力を進めていくことで合意しました。

この中では、高速・大容量の通信規格「5G」を遠隔地医療や農業の効率化といった地域の課題解決につなげるための共同研究を行うとしています。

また、インターネット上でのいわゆる「フェイクニュース」の問題が指摘される中、デジタル空間の安全性や信頼性を確保していくことで一致したほか、個人情報などのデータを取り扱うための国際的なルール作りで協力していくことを確認しました。

政府としては、情報通信の分野で急速な技術開発を進める中国を念頭に、欧米と協力関係を深めることで、5Gの普及などで国際的な主導権を確保するねらいもあるものと見られます。

会談のあと、金子大臣は記者団に対し「国際情勢が不安定化する中、通信ネットワークのオープン化、サイバーセキュリティー、信頼性のある自由なデータ流通など、日英でより緊密に連携していきたい」と述べました。

中央アジアを歴訪している林外務大臣は、カザフスタンに続いて、同じく旧ソ連諸国のウズベキスタンを訪れ、ミルジヨエフ大統領と会談しました。

この中で、林大臣は、ウクライナへのロシアの軍事侵攻について、日本の基本的な立場を伝えたうえで国際社会が足並みをそろえて対処する必要性を訴えました。

これに対し、ミルジヨエフ大統領は、国際法の原則と国連憲章に基づく平和的解決の実現に期待を示しました。

また、ミルジヨエフ大統領は、日本の国連安全保障理事会常任理事国入りを一貫して支持するとともに、安保理改革が必要だという認識を示し、両氏は、ウクライナ情勢を含めた国際問題に関して、引き続き緊密に連携していくことを確認しました。

また両氏は、東アジア情勢をめぐっても意見を交わし、北朝鮮による拉致・核・ミサイル問題などへの対応で協力していくことでも一致しました。

d1021.hatenadiary.jp

#外交・安全保障