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来店客の減少に伴い銀行の店舗の統廃合が進む中、りそな銀行は、ATM=現金自動預け払い機や相談窓口を備えた移動型の店舗を導入することになり、大阪市内で記念の式典が行われました。

りそな銀行が新たに導入するのは、トラックを改造して、ATMや個人客に対応する窓口を備えた移動型の店舗です。

13日は大阪 中央区の本社で記念の式典が行われ、りそな銀行の岩永省一 社長が「店舗をなくすばかりでなく、新しい店舗の形として、利便性を高めていきたい」とあいさつしました。

車内には、2人のスタッフが常駐し、タブレット端末などを活用して口座開設の手続きや資産運用の相談など、従来の店舗とほぼ同じサービスを提供できるとしています。

まずは、東京と大阪に展開する予定で、東京では品川区と北区の団地の敷地内で、大阪では、吹田市豊中市にある商業施設の駐車場で、週に2日ずつ営業する予定です。

りそな銀行によりますと、大手銀行がATMなどを備えた移動型の店舗を導入するのは初めてで、来週17日から運用を始める予定です。

金融業界では、ネット銀行の普及などを背景に店舗の統廃合の動きが進んでいて、りそなとしては、移動型の店舗の導入で、固定費を抑えながら近くに店舗がない利用者のニーズに応えたい考えです。