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「ファスト映画」は映画の映像を無断で使用し、字幕やナレーションをつけて10分程度にまとめてストーリーを明かす違法な動画で、インターネットに公開して広告収入を得ていた20代と40代の男女3人が去年、全国で初めて摘発され著作権法違反の罪で有罪が確定しています。

関係者によりますと、大手映画会社の東宝や日活など合わせて13社は、この3人がファスト映画を公開したことで著作権を侵害されたとして、総額5億円の賠償を求める訴えを19日に東京地方裁判所に起こすことがわかりました。

映画会社側は3人が公開した「シン・ゴジラ」など国内の54作品の再生回数を調べて1回の再生あたりの被害額を200円にあたると判断し、賠償額を設定したということです。

3人が公開した動画の中には、再生回数が265万回に達するものもあったということです。

ファスト映画は新型コロナの感染拡大を受けた巣ごもり需要の高まりなどを背景に、公開される動画や視聴する人があとを絶ちません。

映画業界などは映画館や動画配信サービスで正規の料金を払って鑑賞する人が減ると問題視していて、ほかのファスト映画の運営者を特定するとともに警察への相談を進めています。

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