https://d1021.hatenadiary.com
http://d1021.hatenablog.com

東日本大震災からの復興の一環として、福島県内への新たな教育研究拠点の設立などを盛り込んだ、改正福島復興再生特別措置法が、参議院本会議で成立しました。

改正法では原子力発電所廃炉や震災からの復興などの研究を通じて、科学技術や産業競争力の強化を図るため、福島県に「福島国際研究教育機構」を設立するとしています。この機構で、新たな産業の創出や産業の国際競争力強化に向けた研究開発などを行うとしています。

また、総理大臣が福島県知事や有識者の意見を聴いたうえで、具体的な目標や活動内容となる基本計画を定めるとしています。

20日参議院本会議で改正案の採決が行われ、賛成多数で可決・成立しました。

改正法の成立を受け政府は、ことしの夏に基本計画を策定し「機構」の設置場所も、9月までに決めることにしています。

横浜市中区に完成したのは、11階建て、高さ44メートルのビルです。

柱や、はりなどの主な構造物は木材だけで作られていて、建築を手がけた大手ゼネコン大林組によりますと、現在の国の耐震基準のもとで主な構造物が木材だけの「純木造」のビルとしては最も高いということです。

柱とはりは、それぞれ3枚の板を重ね合わせることで強度を高めたほか、雨による膨張を防ぐため、特殊な防水加工をすることで震度7でも建物は損傷しないと説明しています。

木造のビルは、建築に使うコンクリートや鉄が大幅に減るため、二酸化炭素の削減につながる効果も期待されていて、会社の試算では同じようなビルを鉄筋コンクリートで作る場合と比べ、二酸化炭素の排出量を4分の1程度に削減できたということです。
脱炭素への取り組みが求められる中、耐震性や耐火性などを高める技術が向上したことなどを背景に、東京 銀座では木材と鉄骨と組み合わせた12階建てのビルが建てられるなど、各地で木造ビルの建築計画が相次いでいます。

大林組の山崎慎二部長は「脱炭素に注目が集まっているので、将来的には木造のマンションやホテルの建設も目指していきたい」と話していました。

大雨などで崩落のおそれのある盛り土の規制を強化する宅地造成等規制法の改正案、通称「盛土規制法」が、20日参議院本会議で全会一致で可決・成立しました。

去年7月に静岡県熱海市で起きた土石流では崩れた盛り土が被害を拡大させたとみられ、国土交通省などは対策の強化に向けた検討を進めてきました。

法律の改正案について、20日参議院本会議で採決が行われ、全会一致で可決・成立しました。

この中では、盛り土による被害のおそれのある場所を「規制区域」に定め、区域内での工事を都道府県知事などの許可制とするほか、土地所有者には安全性を維持する責任があることを明確にしました。

罰則の強化も盛り込まれ、
▽所有者や事業者など法人を対象に、無許可での造成や命令に違反するなどした場合に最高で3億円の罰金を科すほか、
▽個人への罰則の上限も3年以下の懲役、または1000万円以下の罰金となり、
現在の1年以下の懲役または50万円以下の罰金から大幅に引き上げられます。

今後、盛り土の規制区域を定める基準や具体的な運用方法について検討が行われ、法律は来年5月ごろに施行される見通しです。

鹿児島県の奄美大島近海のみに生息し、海底の砂地にミステリーサークルのような模様を描くユニークな習性を持つ「アマミホシゾラフグ」の産卵がことしも確認され、神秘的な光景が広がりました。

海底の砂地に直径2メートルほどのミステリーサークルのような模様が確認されたのは、鹿児島県の奄美大島加計呂麻島の間にある大島海峡の深さ27メートルの海底です。

奄美大島で海洋生物を研究している興克樹さんが、今月中旬、撮影に成功しました。

この模様を作るのは、奄美大島近海にだけ生息する希少なフグの一種で、8年前に新種として発表された「アマミホシゾラフグ」です。

オスは、海底の砂地に放射状の模様を作るユニークな習性を持っていますが、この模様には、メスを引き付けるとともに潮の流れから卵を守る役割があると言われています。

映像には、見事な幾何学模様にひき寄せられたメスが、オスと体をこすり合わせて産卵を行う様子も映っています。

卵がふ化するのはおよそ1週間後で、その間はオスが卵を守り続けるということです。

アマミホシゾラフグの繁殖期は4月から7月にかけてで、これからピークを迎えるということで、撮影した興さんは「ことしもきれいで神秘的な産卵床が見れて一安心しました。奄美大島の生き物の多様性を表す島の宝なので、これからも見守っていきたいです」と話していました。

#アウトドア#交通