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アメリカのバイデン大統領と韓国のユン・ソンニョル(尹錫悦)大統領は、5月21日、ソウルで初めての首脳会談を行い、核・ミサイル開発を加速する北朝鮮を念頭に、アメリカの核戦力を含む抑止力を強化し、合同軍事演習の規模拡大などに向けて協議を始めるなどとした合意を盛り込んだ共同声明を発表しました。

これについて、北朝鮮は6月1日、韓国との窓口機関である祖国平和統一委員会のウェブサイトで談話を出し、「朝鮮半島はもとより、アジア太平洋地域の平和と安定を害する『核戦争宣言』だ」と非難しました。

そのうえで、「ユン・ソンニョル一味は、みずからが選択した親米事大主義と外部勢力への屈従がどれほど悲惨な結果を招くのか骨身にしみて感じることになるだろう」として、ユン政権を強くけん制しました。

一方、北朝鮮は6月上旬に朝鮮労働党の重要政策を決める党中央委員会総会を開催すると予告していて、それに向けてさらなる弾道ミサイルの発射や、7回目の核実験を行う可能性もあるとして関係国が警戒と監視を続けています。

アメリカのトーマスグリーンフィールド国連大使は5月31日、記者団が「北朝鮮が核実験を行った場合、再び制裁強化を試みるのか」と質問したのに対し「もちろんそうする。まず、すでにある制裁の履行が必要だ。そのうえで、追加の制裁を推し進めるだろう」と述べ、仮に北朝鮮が7回目の核実験を行った場合は、再び国連安保理北朝鮮に対する制裁を強化する決議の採択を目指す考えを示しました。

弾道ミサイルの発射を繰り返す北朝鮮をめぐって、安保理では制裁を強化する決議案をアメリカが提出し、先週の5月26日に採決が行われましたが、中国とロシアが拒否権を行使し、決議案は否決されました。

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