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シンガポールで開かれている「アジア安全保障会議」で12日講演した魏鳳和国防相は、台湾について「台湾は中国の内政であり、祖国の統一は絶対に実現しなければならない。平和的統一は中国の人々の最大の願いであり、われわれは最大の努力をしている」と述べた一方「何者かが台湾を分裂させようとするならば、代価を惜しまず徹底的に戦う」と強調しました。

そのうえで「ある国は『1つの中国』という原則と約束に背き、台湾を分裂させる勢力への逆行を容認している。国家の主権と領土の一体性を守るという中国軍の決意と強大な能力を見くびるべきではない」と述べ、台湾への関与を強めるアメリカを念頭に強くけん制しました。

また、アメリカに対し「中国を攻撃して中傷し、力で押さえつけ、内政に干渉しないよう求める」と警告しながらも「両国の軍は相互信頼を高めながら誤った判断を避け、リスクをコントロールして摩擦と衝突を防ぐべきだ。中国はアメリカと健全で安定した大国関係を構築することを望む」と述べ、両国関係を安定させたいという意欲をにじませました。

中国は「今世紀半ばまでに世界一流の軍隊をつくる」という目標を掲げ、ことしの国防費も日本円で26兆円余りの予算となるなど、とりわけアメリカとの対抗を意識しながら、軍事力の強化を進めています。

中国は台湾海峡での有事を念頭に、アメリカ軍の部隊などを寄せつけないようにするいわゆる「接近拒否戦略」をとっていて、2018年には、アメリカ軍の基地があるグアムを射程に収め「グアムキラー」とも呼ばれる中距離弾道ミサイル「東風26」を配備したほか、去年、迎撃がより難しいとされる「極超音速ミサイル」の発射実験を行ったことが伝えられるなど、最新兵器の開発に力を入れています。

さらに中国は、2012年に就役した初の空母「遼寧」に続いて19年には「山東」を就役させたほか、これら2隻より大型で艦載機を加速して発進させることができる電磁式の「カタパルト」を備えた3隻目の空母が近く進水する可能性が共産党系メディアで伝えられるなど、海軍力についても急速に軍備を増強しています。

また、最近では、ことし4月に南太平洋の戦略的要衝とされるソロモン諸島と安全保障に関する協定を結ぶなど太平洋の島しょ国への影響力の拡大も図っています。

一方、中国の軍事力をめぐっては、国防費の詳しい内訳が公表されていないことなどから、国際社会からは「透明性に欠ける」といった根強い批判が上がっています。

台湾の蘇貞昌行政院長(首相に相当)は12日、中国に門戸を閉ざすことは望んでいないとし、善意を持ちつつ対等な立場で政治的前提条件を付けずに対話する意向を示した。

台湾を自国の一部と見なす中国は、政治・外交、軍事の両面で台湾への圧力を強めている。

中国の魏鳳和国防相はこの日、シンガポールで開催されたアジア安全保障会議で、台湾は中国の一部との見解を改めて示し「必ず統一を実現する」と表明。「平和的統一」を目指すものの「他の選択肢」も温存していると述べた。

また中国税関当局は10日夜、台湾産の海水魚ハタから、禁止された化学物質を検出したとして13日から輸入を停止すると発表。台湾は政治的動機に基づく措置と批判していた。

蘇氏は記者団に、蔡英文総統が繰り返し表明している方針として「平等、互恵、政治的前提がないという条件で善意を持って中国と対話する用意がある」と語った。

その上で中国軍機や艦艇の威嚇行動や外交面の圧力といった嫌がらせを理不尽だと指摘。

「台湾は中国に門戸を閉ざすことを望んでいない。さまざまな手段で台湾を弾圧し、理不尽な扱いをしてきたのは中国だ」と述べた。

米国は中国がアジアの覇権を目指す動きを警戒しており、オースティン国防長官は11日、「台湾海峡の平和と安定の維持は米国だけでなく、国際社会の関心事だ」と述べ、台湾を含め、同盟・友好関係にある国や地域を支持し続ける方針を示した。

中国の魏鳳和国防相は12日、新たな核兵器の開発で「目覚しい進展」が見られたとした上で、使用は自衛目的のみに限定し、決して先制使用しないと主張した。シンガポールで開催中のアジア安全保障会議(シャングリラ対話)で述べた。

中国の核兵器を巡っては昨年、新疆ウイグル自治区東部に100カ所以上の格納施設が建設されたと米紙が報道。米国務省は中国の核武装が想定以上に進んでいると懸念を示していた。

報道に関する質問に魏氏は「(中国は)自国防衛のために核戦力を開発する適切な道を常に追求してきた」と述べ、2019年の建国70周年軍事パレードで披露した大陸間弾道ミサイル「DF-41」の発射装置などは運用可能な状態で配備していると説明した。

「中国は50年以上にわたり開発を続けてきた。目覚ましい進歩があったと言ってよい」とし「中国の方針は一貫している。自衛のために使用する。核(兵器)を最初に使うことはない」と述べた。

中国にとって核兵器の究極の目標は核戦争の抑止と説明。「核戦争の惨劇から国民を守るために核戦力を開発した」と述べた。

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