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JPモルガンのストラテジストは、米連邦準備理事会(FRB)がタカ派傾斜を強める一方、日銀は超金融緩和政策を堅持するとの見方からドル/円が近く140円を超えると予想した。

ドルは東京時間15日午前に一時135.60円を付け24年ぶりの高値を更新した。

FRBはきょう、金融政策を発表する。16-17日に金融政策決定会合を開催する日銀は、金利上昇を抑制するため国債買い入れオペを連発している。

JPモルガンは顧客向けメモで「日銀の政策維持とタカ派FRBの結果を想定すると、ドル/円は近い将来に140円に向けて上昇できるはずで、当社のドル/円のバイアスは依然上向きだ」と述べた。

日本が本格的な為替介入に踏み切るリスクは「誇張されている」と指摘。来月の参議院選挙を控え、円安がガソリンや食品の値上がりに拍車をかけたが、円安をもたらしているのは投機筋でなく日米の金融政策の違いだと説明した。

その上で、円ショートの真のリスクは日銀が超緩和政策の調整を迫られる可能性だとみる。

JPモルガンは、今週の会合での調整は早過ぎるものの、最終的に長短金利操作(イールドカーブコントロール、YCC)で「降伏」すれば、利回りが急上昇し、ドル/円は3─4%下方修正される可能性を基調シナリオとしている。

#アベノミクス#リフレ#金融政策#円安政

財務省が発表した先月の貿易統計は、輸出から輸入を差し引いた貿易収支が2兆3847億円の赤字と、比較可能な1979年以降、5月としては過去最大の赤字額となりました。

貿易赤字は10か月連続です。

去年の同じ月と比べて、輸出額は15.8%の増加だった一方、輸入額が原油LNG液化天然ガスなどのエネルギー価格の上昇を背景に、48.9%の大幅な増加となったためです。

輸入額は、円安によっても押し上げられ、1か月として初めて9兆円を超え、9兆6367億円でした。

ロシアによるウクライナへの軍事侵攻でエネルギー価格が高止まりしているうえ、円安も進んでいることで、貿易赤字が長期化するのではないかという指摘もあり、財務省は「今後の動向を注意深く見ていきたい」としています。

#経済統計