囲碁 仲邑菫 二段 13歳 史上最年少でのタイトル獲得ならず #nhk_news https://t.co/nkRq0epoUV
— NHKニュース (@nhk_news) 2022年7月17日
囲碁の女流タイトル戦のひとつ「扇興杯女流最強戦」の決勝が滋賀県東近江市で行われ、13歳のプロ棋士、仲邑菫 二段は優勝を逃し、史上最年少でのタイトル獲得はなりませんでした。
仲邑 二段は、女流タイトル戦のひとつ、「扇興杯女流最強戦」でトーナメントを勝ち進んでいて、17日の決勝は、自身初のタイトル獲得とともに、最年少記録の更新がかかっていました。
相手は、同じく勝てば初タイトルとなる牛栄子 四段(23)で、対局は、序盤から右側の陣地をめぐって激しい攻防となり、終盤まで競り合いが続く大接戦となりました。
そして、午後5時すぎ、牛四段の勝ちが決まり、自身初のタイトル獲得を果たしました。
一方、仲邑 二段はあと1歩及ばず、史上最年少でのタイトル獲得はなりませんでした。
対局後、牛 四段は「タイトル獲得は小さいころからの夢で、本当にかなうとは思っておらず、すごく嬉しく思う。支えてくれた両親、碁を教えてくれた先生たち、応援してくださるファンの皆さんに感謝の気持ちでいっぱいです」と喜びを語りました。
一方、敗れた仲邑二段は「きょうの対局は、終盤がまずいと思った。今回の負けを引きずらずに、次を頑張りたい」と話していました。
【速報 JUST IN 】将棋「棋聖戦」藤井聡太五冠 3連覇でタイトル防衛 五冠維持 #nhk_news https://t.co/VzovN2N1y9
— NHKニュース (@nhk_news) 2022年7月17日
将棋の八大タイトルのひとつ、「棋聖戦」の第4局が名古屋市で行われ藤井聡太五冠(19)が勝って「棋聖戦」3連覇を飾るとともにタイトルの防衛に成功。ことし5月の「叡王」に続く今年度2つ目のタイトル防衛で、五冠を維持しました。
「棋聖戦」五番勝負はここまで、タイトルを持つ藤井五冠が、挑戦者の永瀬拓矢王座(29)を相手に2勝1敗として、タイトル防衛にあと1勝と迫っていました。
第4局は名古屋市で午前9時から始まり、藤井五冠が中盤以降、積極的に攻撃を仕掛け、次第に優勢に持ち込む展開となりました。
そして午後6時30分、104手までで永瀬王座が投了。
藤井五冠が3勝1敗で制し、おととし以降、「棋聖戦」3連覇を果たすとともに、ことし5月の「叡王」に続く今年度2つ目のタイトル防衛にも成功し、五冠を維持しました。
藤井五冠は17日が10代最後のタイトル戦で「1局目、2局目ともにかなり苦しい展開が続く厳しいシリーズだった。結果が出せたのはよかったが、厳しい戦いだったので、しっかり振り返らないといけない」と語り、タイトル防衛にも、勝利の余韻に浸ることばはありませんでした。
一方、敗れた永瀬王座は「先手で1勝もできず、それが課題だと思った。きょうも、途中でかなり厳しくなってしまったので、もう少し勝機の残る形にしなければいけなかった」と、悔しさをにじませていました。
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