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ウクライナ侵攻に反対して今年3月にロシア大統領特使を辞任したアナトリー・チュバイス氏が、末梢神経に障害が起きるギラン・バレー症候群と診断され、欧州の病院で集中治療を受けている。同氏に近い関係者2人がロイターに明らかにした。

チュバイス氏は67歳。関係筋によると、欧州の情報機関が調査しているが、結果はまだ公表されていない。同氏自身は病気と考えているという。

一部のメディアや活動家は毒を盛られた可能性があるとみている。

別の関係者は「毒物によるものだとは思わない」と述べ、チュバイス氏はまだ集中治療室で治療を受けていると述べた。歩くことはできないが話すことは可能という。

同氏の入院については、ロシアの政治活動家でジャーナリストのクセニア・ソブチャク氏が通信アプリのテレグラムで明らかにしていた。

ギラン・バレー症候群は、免疫システムが末梢神経を攻撃し筋力低下などの症状を引き起こす珍しい病気。

チュバイス氏は3月に国際機関担当大統領特使を辞任し、ロシアから出国した。欧州のどこで入院しているのかは不明。チュバイス氏のコメントは得られていない。

ロシア大統領府のぺスコフ報道官は、チュバイス氏の病気のニュースは残念だとし、一刻も早い回復を願っていると述べた。

ロシアのプーチン大統領は1日、核兵器不拡散条約(NPT)運用検討会議向けの書簡で、核戦争に勝者はおらず、そのような戦争を決して起こすべきではないとし、国際社会のために「平等で不可分な安全保障」を支持すると述べた。

ウクライナでの戦争が5カ月超に及ぶ中でのプーチン大統領の今回の発言は、国際社会に安心感を与え、ロシアが責任ある核保有国であることを印象付けることが狙いとみられる。

ロシア外務省は1日、ロシアの「悪魔化」と国際的な孤立を支援したとして、英国の高官、実業家、ジャーナリストら39人に対する制裁措置を発表し、ロシアへの入国を禁止した。

対象には英野党・労働党のスターマー党首やキャメロン元首相などが含まれている。

外務省は声明で「英国がこじつけかつ不合理な口実で制裁を行おうとしていることを考慮すると、ロシアの入国禁止リストを拡大する取り組みは続く」とした。

ロシア国防省は1日、ウクライナ東部のハルキウ市にある工場をミサイルで攻撃し、アメリカが供与した高機動ロケット砲システム=ハイマース2基を破壊したと主張しました。

ハイマースはロシア軍の侵攻を食い止めるのに大きな効果を上げていると指摘されていて、ロシア軍は、こうした軍事支援を強くけん制した形です。

一方、戦況を分析するイギリス国防省は1日、ロシア軍が掌握を目指す東部ドネツク州でバフムトを軸に攻撃を試み続けているものの、進軍は遅れていると指摘しています。

そして、ロシア軍が東部ドンバス地域の北側から、ウクライナ南部にかけて、かなりの数の部隊を再配置し、ドンバスでの戦況のこう着を打開するため、作戦計画を調整している可能性が高いとしています。

こうした中、ロシア軍による封鎖で黒海に面するウクライナの港から小麦などの輸出が滞っている問題をめぐり、1日、穀物を積んだ最初の船が南部オデーサの港を出発しました。

トルコ国防省によりますと、船は、トウモロコシを積み、中東のレバノンに向かうということで、2日にも黒海沿岸のイスタンブールの沖合に到着し、積み荷などの検査を受ける見通しだとしています。

これについてロシア大統領府のペスコフ報道官は1日「最初の船が出港したことは非常に前向きなことだ」と述べ、合意が実行されたことを評価する一方で「すべての合意が履行されるのを望む」とも強調し、欧米の制裁で止まっていると主張しているロシアからの農産物も輸出できることになるのか注視する考えを示しました。

またロシア国防省は1日もオデーサ近郊の村を攻撃し、アメリカの対艦ミサイル「ハープーン」を破壊したと発表するなど南部でも攻勢を強めていて、今後も輸出がスムーズに続くかが焦点となっています。

ロシア軍による封鎖で黒海に面するウクライナの港から小麦などの輸出が滞っている問題をめぐっては、1日、穀物を積んだ最初の船が南部オデーサの港を出発しました。

これについて、ウクライナ穀物協会のセルヒー・イワシチェンコCEOは、現在、ウクライナ国内に小麦やトウモロコシなどおよそ2500万トンの穀物が留め置かれ、輸出を待っている状態だと指摘したうえで「輸出の再開は、ウクライナの農業市場にとってよいチャンスだ」と歓迎しました。

一方で「ロシアが合意を守らなかったり穀物を運ぶ船や港を攻撃したりするリスクもある。これは重大な問題だが、起こりえることだ」と述べ、再び輸出の停止につながるような攻撃が起きないか、ロシアの今後の動向に警戒感を示しました。

ウクライナのゼレンスキー大統領も1日に公開した動画で「ロシアがウクライナの輸出を妨げないという幻想を抱いてはならない」と指摘しています。

トルコ国防省によりますと、最初の船は、トウモロコシを積み、中東のレバノンに向かうということで、2日にも黒海沿岸のイスタンブールの沖合に到着し、積み荷などの検査を受ける見通しだとしています。

ウクライナ大統領府のイエルマク長官は、7月31日、NHKの単独インタビューに応じました。

この中で、イエルマク長官は、ウクライナ軍が南部で反撃を強めていることについて「軍事作戦の詳細を明らかにすることはできないが、国の独立と主権において譲歩することは決してない。領土の一体性を100%回復することがゴールだ」と述べました。

ただ、イエルマク長官は「戦争が冬まで続けば、軍事作戦も領土の奪還もより困難になる。冬が来る前に事態を打開すべくあらゆる手段をとることが議論の中心になっている」と述べ、ウクライナ側の軍事活動にも支障をきたしかねない厳しい冬の到来を前に、東部や南部の領土奪還を目指して戦闘を終結させたいという考えを明らかにしました。

一方、イエルマク長官は、ウクライナ南部からの穀物の輸出再開について「期待が持てる」としました。

ただ「ロシアは、食料だけではなくエネルギーなどあらゆる手段を武器にしている。各国は、この動きに対して責任ある行動をとるべきだ」と述べ、エネルギーなどの輸出をてこに制裁解除を求めるロシアの姿勢は変わらないとして欧米各国は、制裁強化など圧力を強めるべきだと強調しました。

#藤和彦

穀物を積んだ最初の船は1日、南部オデーサの港を出発しました。

調整役を担うトルコ国防省などによりますと、船はトウモロコシを積み、中東のレバノンに向かうということで、2日夜にも黒海沿岸のイスタンブールの沖合に到着したあと、3日に積み荷などの検査を受ける見通しだとしています。

ウクライナのゼレンスキー大統領は、さらに16隻の船が出港に向け待機しているとしていて、今後も円滑に輸出が続くことに期待を示す一方で、「ロシアがウクライナの輸出を妨げないという幻想を抱いてはならない」と警戒を続けています。

ウクライナの戦況をめぐっては、アメリカのシンクタンク「戦争研究所」は1日、「ロシア軍は東部ドネツク州からウクライナ南部の防衛拠点へ部隊の移動を続けている」と分析したほか、イギリス国防省もロシア軍が南東部の前線を強化しようとしていると指摘しました。

ウクライナ軍はアメリカから供与された高機動ロケット砲システム=ハイマースなどを活用し、南部で支配地域の奪還を目指していて、双方の攻防がさらに激しくなるものとみられます。

#NATOexpansion

#反ロシア#対中露戦

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