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安倍元総理大臣が顧問を務めていた自民党の議員グループ、「保守団結の会」は3日、安倍氏が亡くなったあと、初めての会合を開きました。

あいさつに立った、顧問の高市政務調査会長は「安倍氏は大きな成果をあげたがそれでもやり残したことがあり、志をともにした私たちが、それを実現し、発展させる必要がある」と訴えました。

出席したメンバーからは「憲法改正は党是でもあり実現すべきだ」という意見や「台湾有事になれば日本有事にもなり、防衛力を強化する必要がある」といった指摘が相次ぎました。

そして、会合では、安倍氏が重視した政策の実現に結束して取り組むことを確認しました。

岸田総理大臣は3日夜、森元総理大臣、青木元官房長官と会談し、今後の政権運営や党内情勢などをめぐって意見を交わしました。

会談は東京都内のホテルで食事をとりながら、約2時間行われ、森、青木両氏と近い自民党の遠藤選挙対策委員長と小渕組織運動本部長も同席しました。

森氏は、かつてみずからが会長を務めた党内最大派閥の安倍派に影響力を持ち、青木氏は、茂木派の参議院側とつながりが深いことで知られています。

こうしたことも踏まえ、会談では、今後の政権運営や党内情勢などをめぐって意見が交わされたということです。

会談のあと、遠藤氏は記者団に「安倍派の話も少ししたが、森、青木両氏から、岸田総理大臣に『慌てずにじっくりやれよ』という話があったことが印象的だった」と述べました。

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