https://d1021.hatenadiary.com
http://d1021.hatenablog.com

トランプ前大統領のフロリダ州の邸宅「マールアラーゴ」から米連邦捜査局FBI)が機密文書を押収した件を巡り、米紙ニューヨーク・タイムズ(NYT)は13日、トランプ氏の弁護士が6月に、マールアラーゴで保管されていた機密資料を全て政府に返却したとする文書に署名していたと伝えた。機密文書に関する情報を完全に開示していなかった可能性を示唆するとしている。

FBIは8日にマールアラーゴを家宅捜索。米司法省は12日、最高機密と記された文書を含む11点の機密文書を押収したと発表した。

NYTによると、6月3日に司法省の国家安全保障部門トップのジェイ・ブラット氏がマールアラーゴを訪問し、トランプ氏の弁護士2人と機密情報の扱いについて協議した。ブラット氏の訪問後に声明が署名されたという。

司法省はコメントを控えた。

トランプ氏のスポークスマンは声明で、FBIの捜索は「前例のない不必要な強制捜索」で「民主党がでっち上げた魔女狩り」の一環だと批判した。NYTの報道内容は肯定も否定もしていない。

連邦捜査局FBI)による8日のトランプ前大統領邸宅マールアラーゴの家宅捜査を受けて、共和党側からは14日、機密文書などの押収の正当性を示すFBIの宣誓供述書の公表を求める声が相次いだ。

マイク・ラウンズ上院議員サウスダコタ州選出)はNBCテレビの番組で「宣誓供述書が公表されれば、少なくとも今回の家宅捜索が正当化されるのかが確認できる」と語った。「司法省はこれが単なる特段の目的なしの捜査ではないことを示すべきだ」とも述べた。

下院情報特別委員会のマイク・ターナー議員は同日のCNNの番組で、何が家宅捜索につながったのかについての詳細をバイデン政権がもっと提示すべきだと語った。

家宅捜索の後には既に捜索令状が公表されているが、共和党側は連邦裁判事が令状を発出するに至ったもっと詳細な情報の公表を要求している。そうした情報は文書の機密性の詳細や、情報源を示している可能性がある。こうした宣誓供述書が公表されれば極めて異例で、公表には連邦裁判事の承認が必要になる。

ただ、民主党のアダム・シフ情報特別委員長はCBSの番組で、「最高機密」や「機微情報」に関わる文書が公表されれば、国家安全保障に極めて深刻な打撃をもたらす可能性があると述べ、宣誓供述書の公表に否定的な考えを示した。

一方、FBI国土安全保障省は、今回の家宅捜索後、ソーシャルメディアをはじめとして、法執行官らへの脅迫が増加していることに警戒を強めているとされる。

#米大統領

d1021.hatenadiary.jp