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クイックコマースは、ネットで注文をするとスタッフが食料品などを10分から30分程度の短時間で自宅に届けるサービスで、都市部を中心にニーズが高まっています。

去年、新たに参入したIT大手のヤフーなどは、通常、売り場を持たない都内の3か所の配送拠点にセルフレジを設置し、店舗として商品を買うことができるようにしました。

その地域でサービスを提供していることや、商品の品ぞろえなどをじかに見て知ってもらうことでクイックコマースの利用客を増やすのが狙いです。

Yahoo!マート」代々木上原店の事業責任者 村田恵亮さんは「来店を通じクイックコマースの存在を知ってもらい、サービスを広めたい」と話していました。

一方、クイックコマースの利用客のデータを集めて新たな商品開発などに生かそうという動きもあります。

大手広告代理店の博報堂は、都内のベンチャー企業と提携し、ネット通販を手がけるさまざまな企業を相手に支援を行う事業に乗り出すことになりました。
博報堂の吉澤到室長は「配達の速さに加え、購買データの活用で消費者に新たな買い物体験を提供したい」と話していました。