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イギリスの与党・保守党の党首に選ばれたトラス氏は6日、首都ロンドンから北部スコットランドに移動しました。

そしてエリザベス女王が夏の間の静養先として滞在しているバルモラル城に到着し、女王から首相に任命されました。

トラス氏は女性としては3人目の首相となります。

バルモラル城の中で撮影された写真では、トラス氏がつえを片手に笑顔の女王と握手をしている様子が写っています。

トラス新首相はこのあとロンドンに戻り、現地時間の午後4時ごろ、日本時間の7日午前0時ごろに首相官邸で国民に向けたスピーチをする予定です。

イギリスではインフレ率が10%を超える記録的な水準となっていて、来月からは平均的な家庭の光熱費が年間で80%増える予定で、支払いが日本円にしておよそ25万円多くなります。

物価高に対して各地で労働者のストライキが相次ぎ国民の不満が高まる中、新首相が就任のスピーチでどのような政策を打ち出すかが焦点となっています。

ロシア大統領府のペスコフ報道官は訪問先のロシア極東で6日、記者団に対し「トラス氏の外相時代の発言などをみると両国関係の改善は期待できないだろう」と述べました。

またペスコフ報道官は、ロシアのテレビ局のインタビューに対しても「トラス氏はロシアについて何も良いことを言っていない。残念なことに彼女の発言は非常に攻撃的で、非友好的で、非建設的だった」と述べ、ロシアに対して強硬な姿勢を示してきたトラス氏を批判しました。

イギリスの与党・保守党の党首に選ばれたトラス氏は6日、北部スコットランドのバルモラル城でエリザベス女王から新しい首相に任命されました。

このあと首都ロンドンに戻り、首相官邸前で国民向けのスピーチをしました。

この中でトラス新首相は「われわれはいま、ロシアによるウクライナでの恐ろしい戦争と新型コロナの余波によって引き起こされた、世界的な厳しい向かい風の中にある」と述べ「イギリスを、すべての人がふさわしい機会を与えられる、希望に満ちた国に変えていく」と訴えました。

また外交については「仲間の国々とともに、世界中の自由と民主主義のために立ち上がる」と強調しました。

そのうえで記録的なインフレで国民の不満が高まる中、減税と改革による経済成長や、高騰する光熱費への対応、それに将来に向けたエネルギーの確保などに優先的に取り組む考えを明らかにしました。

そして「私たちはともに嵐を乗り切ることができると確信している」と呼びかけました。

トラス新首相は7日、議会で初めての党首討論に臨むことになっていて、具体的にどのような政策を打ち出すかが焦点です。

イギリスのトラス新首相は6日、外国の首脳との初めての電話会談でウクライナのゼレンスキー大統領に対し、ロシアの侵攻に対抗するため引き続き全面的に支援することを伝えました。

イギリスの首相官邸によりますとこの中で両首脳は、ロシア軍の資金源を断つための方策などについて話し合いました。

両首脳はロシアのプーチン大統領が自国のエネルギー資源を武器として使おうとしていると非難し、トラス首相は、イギリスや同盟国がエネルギー面での自立に向けて取り組むことが重要だと強調したということです。

また、ゼレンスキー大統領から、近く、ウクライナを訪問してほしいと求められ、応じる考えを示したということです。

イギリスはウクライナに対し、アメリカに次ぐ規模の軍事・経済支援をしていて、これまで外相としてロシアに対して強硬な姿勢をとってきたトラス首相としては、引き続き、外交面ではウクライナ支援を最も重視していることを示した形です。

アメリカのバイデン大統領は6日、この日就任したばかりのイギリスのトラス新首相と電話会談を行い、祝意を伝えたうえで、両国の政治、外交、軍事などさまざまな面での緊密な連携を示す「特別な関係」を改めて確認しました。

ホワイトハウスの声明によりますと両首脳はウクライナへの支援の継続や中国がもたらす課題への対処、それにイランによる核兵器所有の阻止などで協力していく重要性について議論したということです。

ジョンソン首相は6日、ロンドンの首相官邸前で、官邸のスタッフやメディアを前にスピーチを行いました。

「これで最後だ」と切り出したジョンソン首相は「まもなく新しい首相が、後ろの黒いドアを通ってすばらしいスタッフと会う。EU離脱を成し遂げ、ヨーロッパで最も早くワクチンを提供し、英雄的なウクライナの人たちに素早く武器を提供した人たちだ」と述べ、みずからの政権の功績を誇りました。

そして「トラス新首相と保守党による政府は、プーチンの戦争によって引き起こされたエネルギー危機を乗り越えるためあらゆることをする。イギリスは耐え、われわれは勝つだろう」などと訴え、トラス氏への支持を呼びかけました。

みずからについては「役目を果たした補助ロケットのようなものだ。大気圏にゆっくり再突入し、太平洋の片隅に着水する」と表現し、笑いを誘いました。

ジョンソン首相は最後に「国民の皆さん、私に首相を務める機会を与えてくれてありがとう。われわれはともに永きにわたって続く基礎を築いた。このうえに、現在そして将来の世代のために豊かさの道を開いていこう。ありがとう、そしてさようなら」としめくくりました。

ジョンソン首相はときには手ぶりも交えて熱のこもった演説をしましたが、みずからの不祥事やEU離脱が招いたイギリスの混乱には触れないまま、7分余りのスピーチを終えました。

このあと、エリザベス女王に辞任を報告するため、女王が滞在するスコットランドのバルモラル城に向かいました。

英国のトラス新首相は6日、主要閣僚を発表した。主要ポストに白人男性が就かない初めての内閣となる。

トラス氏は外相にクレバリー教育相を起用。黒人として初めての外相となる。財務相にはクワーテング民間企業・エネルギー・産業戦略相を任命。黒人初の財務相となる。

内相には、法務長官を務めたスエラ・ブレーバーマン氏を起用した。ブレーバーマン氏の両親はケニアモーリシャスからの移民。

防相にはベン・ウォレス氏が留任する。

ビジネス・エネルギー・産業戦略相にはジェイコブ・リースモグ議員を起用。リースモグ氏はこれまでに気候変動対策の必要性に懐疑的な立場を示しており、2050年までに温暖化ガス排出量をゼロにする目標の達成を遅延させる可能性があるとの懸念が出ている。

ロシアのプーチン大統領は7日、英国の指導者選びは「民主主義に程遠い」と指摘した。

英与党保守党は5日、リズ・トラス氏を党首に選出、6日首相に就任した。

プーチン氏は東方経済フォーラムで、トラス氏が党員投票で党首に選出されたとし、「英国の政権交代に同国民は参加していない。与党のエリート層が決めている」と指摘した。

対英関係の見通しを問われ「ロシアとの関係も含め、こうした問題に関する保守党の立場は知っている。ロシアとの関係をどう構築するかは彼らの問題だ。われわれがすべきは、自国の利益を守ることで、それを遂行し、誰にも疑義を唱えさせないことだ」と述べた。

トラス氏は外相として、ウクライナ支持、ロシア批判を前面に出していた。

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