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イギリスでジョンソン首相の後任として6日に就任したトラス新首相は、翌日の7日、議会下院で初めて野党議員などの質問を受けました。

この中で最大野党・労働党のスターマー党首から、光熱費が高騰するなかエネルギー企業などへの追加課税について問われたのに対し、トラス首相は、エネルギー問題の原因はロシアによるウクライナ侵攻だと強調したうえで、企業への追加課税には反対すると明言しました。

さらに、家庭を支援するための緊急の経済対策を8日に発表するとし、その財源について問われると「増税では、国は成長できない。われわれは投資を呼び込み、税率を低く抑えることで仕事と機会を作り出す」と主張しました。

そして、スターマー党首から「保守党の首相は6年間で4人目だが、経済政策の幻想は変わっていない。この国がこんな状況になるまで政権にいて何もしなかったこの首相に、目新しさはない」と指摘されるとトラス首相は「増税を訴え続ける労働党の党首にこそ、目新しさはない。私は明るい未来に向け、この国を動かしていく」と激しく反論しました。

記録的なインフレで労働者のストライキが広がる中、トラス新首相が、8日にどのような経済対策を打ち出すかが焦点です。

トラス新首相は、7日までに主要閣僚を発表しました。

▽新たに財務相として選ばれたのはこれまでビジネス・エネルギー・産業戦略相だったクワーテング氏です。
また、
▽外相に、教育相だったクレバリー氏、
▽内相に、法務長官を務め党首選にも立候補したブレーバーマン氏を起用したほか、
▽首相を支える副首相兼、保健相として、雇用・年金相だったコフィ氏を起用しました。

このうち、クワーテング氏とクレバリー氏はアフリカ系男性、ブレーバーマン氏はインド系女性で、公共放送BBCは「首相、財務相、外相、そして内相の主要な4大ポストを白人男性以外が占めるのは初めてだ」として多様性が反映された組閣だと伝えています。

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