牛乳などの業界団体 今年度も生乳の廃棄を懸念 需要の低迷で #nhk_news https://t.co/K5CDjmAweN
— NHKニュース (@nhk_news) 2022年9月30日
牛乳や乳製品の業界団体である「Jミルク」は30日、会見を開き、原料となる生乳の需給見通しを発表しました。
それによりますと、今年度の生乳の生産量は、前の年度より0.5%増えて768万7000トンと、4年連続で増加する見込みだということです。
ただ、牛乳などの供給量は、新型コロナによる外食需要の低迷や値上げなどの影響で、2.6%減少する見込みだとしています。
生乳はバターや脱脂粉乳などの生産にも使われていますが、値上げによる牛乳の需要の落ち込みも予想され、今年度も余る可能性があるとしています。
このため、今年度も生乳が廃棄される懸念があるとして、Jミルクの内橋政敏専務理事は「最大限、廃棄という事態にならないよう、価格改定の影響や生産状況を注視したい」と述べ、消費の拡大などに取り組む考えを示しました。
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