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日銀は今の大規模な金融緩和策で、長期金利の代表的な指標となっている10年ものの国債の利回りを「プラスマイナス0.25%程度」の変動幅で推移するよう調節するとしています。

国債は売られると金利が上がるという関係にありますが、19日の債券市場では日本国債の売りが強まり、長期金利は一時、0.255%に上昇しました。

長期金利が0.25%を超えたのは、ことし6月以来、およそ4か月ぶりです。

欧米の中央銀行がインフレを抑えるために利上げを加速させる中、日本国債の売りにつながった形です。

日銀は利回りを0.25%に指定し、国債を無制限に買い入れる「指値オペ」という措置を実施するなど、長期金利の上昇を抑える姿勢を鮮明にしています。

日銀は19日も「指値オペ」を実施し、その後、長期金利は0.25%に低下しました。

20日の債券市場では日本国債が売られ、長期金利は19日に続いて2日連続で一時、0.255%に上昇しました。これを受けて日銀は臨時の国債の買い入れを行うと発表し、金利の上昇を抑え込む姿勢を鮮明にしています。

日銀は今の大規模な金融緩和策で、長期金利の代表的な指標となっている10年ものの国債の利回りを「プラスマイナス0.25%程度」の変動幅で推移するよう調節するとしています。

国債は売られると金利が上がるという関係にありますが、20日の債券市場では日本国債の売りが強まり、長期金利は一時0.255%に上昇しました。

日銀が示す0.25%の変動幅を超えるのは、19日に続き2日連続です。

アメリカで大幅な利上げが続くとの見方が強まり、アメリカの長期金利が上昇する中、日本の長期金利にも上昇圧力が高まっています。

日銀は利回りを0.25%に指定し、国債を無制限に買い入れる「指値オペ」という措置を毎日実施していますが、20日は当初予定になかった臨時の国債の買い入れを行うと発表していて、金利の上昇を抑え込む姿勢を鮮明にしています。

財務省が発表した、ことし4月から9月までの今年度上半期の貿易統計は、原油などエネルギー価格の上昇や円安の影響で輸入額が膨らんだことから、過去最大の貿易赤字となりました。

今年度上半期の貿易統計では、輸出から輸入を差し引いた貿易収支が11兆75億円の赤字となりました。

赤字額は去年の同じ時期よりも10兆円余り増えて、比較が可能な1979年以降で、年度の半期としては過去最大となりました。

輸入額が60兆5838億円と去年の同じ時期と比べて44.5%増え、過去最大となったことが主な要因です。

原油液化天然ガスなどエネルギー価格の高騰に加えて、税関が公表しているこの期間の為替レートで円がドルに対して去年より20%余り下落するなど円安が加速していることも輸入額の増加につながりました。

一方、輸出額は49兆5763億円でした。

自動車や鉄鋼半導体電子部品などが伸びて輸出額は去年の同じ時期よりも19.6%増え、こちらも過去最大となりましたが、輸入の急増を補うことはできず、結果として貿易赤字が拡大しました。

また、同時に発表された先月の貿易収支は、2兆940億円の赤字となりました。

赤字額は去年の同じ月よりも3倍余りに増え、貿易赤字の増加に歯止めがかからない状況が続いています。

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