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勉強していくうちに、民法にハマった。早稲田大学の総長もつとめた法学者、鎌田薫さんのゼミに入り、法学の奥深くに足を踏み入れていった。

「たとえば、民法177条には『不動産に関する物権の変動の対抗要件』というものがあるのですが、そこに出てくる『第三者』というのは何かというテーマで、半年間、条文とにらめっこしたりしていました」

「在籍していた鎌田先生のゼミは、勉強熱心な人たちが集まっていました。今は弁護士になっている友人2人と一緒に勉強していたのですが、彼らは、頭の良さ以上に、勉強量が圧倒的で、息を吸うがごとく勉強していました。

彼らはお父さんそれぞれ弁護士で、その背中を見て法学部まできているわけです。自分が勉強しようと思っても、その姿勢には敵わないなあと。じゃあ、自分に何があるかと考えたときに、そこにお寺がありました」

他者と争うよりも、他者と異なることを見つけたいと思った堀江さんは、大学3年のとき、浄土宗の僧侶(浄土宗教師)になるため、本山での修行を始めた。春休みや夏休みのたびに増上寺光明寺(神奈川県鎌倉市)、そして総本山の知恩院京都市)で修行する。修行はロースクールの1年目まで続いた。

最後の修行はロースクール1年目の冬。最後に、1カ月に及ぶ修行のため、増上寺に入った。早朝に起床したら、念仏を唱える。それ以外のことは、極力削ぎ落とす。ご飯は5分で食べ終え、また念仏を唱えたり、浄土宗の教えや儀式のお作法などを学んだ。

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