生物兵器禁止条約の再検討会議 条約強化目指す最終文書を採択 #nhk_news https://t.co/XCXAujb6oa
— NHKニュース (@nhk_news) 2022年12月17日
11月28日からスイスのジュネーブにある国連ヨーロッパ本部で開かれていた生物兵器禁止条約の再検討会議は、新型コロナウイルスのパンデミックを踏まえ、ウイルスなどが兵器に転用されないよう条約をいかに強化するかが焦点となってきました。
最終日となった16日、条約が順守されていることを検証し、各国の科学技術の透明性を高めることなどを目指す新たな作業部会の設立を盛り込んだ最終文書が全会一致で採択されました。
会議では当初からロシアが、「アメリカとウクライナが生物兵器を開発している」と一方的に主張して欧米などと対立してきましたが、3週間にわたる協議の末、条約の履行状況に関する部分を文書から削除することで各国が歩み寄り、国際社会の合意が優先されるかたちとなりました。
世界の4箇所に所在する主要事務所のひとつで、ニューヨークの国連本部に次ぐ大きい事務所である。国際連合欧州本部とも呼ばれる。