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#法律

9年前の平成25年12月19日に、「王将フードサービス」の京都市の本社前で、社長だった大東隆行さん(当時72)が拳銃で撃たれて死亡した事件では、福岡県の特定危険指定暴力団 工藤会系の暴力団幹部、田中幸雄被告(56)が、銃撃の実行役として、殺人などの罪で先月、起訴されました。

田中被告は、これまで勾留されていた京都市の山科警察署から、今月16日に京都拘置所に移送されました。

捜査関係者によりますと、警察の調べに対し、黙秘を続けていたということです。

これまでの調べで、被告と大東さんとの間に接点は確認されていないということで、警察は指示した人物がいるとみて、事件のあと、会社の第三者委員会が報告書で指摘した、特定の企業グループとの間で不動産売買などの不適切な取り引きが繰り返され、巨額の資金が流出した問題について、事件に関係していなかったか慎重に調べています。

しかし、事件の背景は依然としてわかっておらず、全容解明の見通しは立っていません。

福岡県の特定危険指定暴力団 工藤会系の暴力団幹部、田中幸雄被告は、先月、殺人などの罪で起訴されたあとも、京都府の山科警察署に勾留されていましたが、今月16日に京都拘置所に移送されました。

今後、裁判に向けた手続きが進められますが、裁判官と検察官、それに弁護士の3者が集まって争点などを絞り込む「公判前整理手続き」は始まっておらず、初公判の日程も決まっていません。

この事件は、一般の市民が審理に加わる裁判員裁判の対象ですが、裁判員法では裁判員の生命や財産に危害が及ぶおそれがある場合は対象から除外しなければならないと定められています。

6年前、工藤会系の暴力団幹部の裁判で、幹部の知り合いが裁判員に声をかけて脅したとされる事件以降、福岡などで、暴力団員が関係する事件で裁判員を除外し、裁判官だけで審理するケースが相次いでいます。

今回の事件で、京都地方裁判所裁判員裁判で審理を行うかどうか、判断が注目されます。

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