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韓国国防省は30日夜、固体燃料を使ったロケットの打ち上げ実験に成功したと発表しました。

韓国の通信社、連合ニュースは、固体燃料によるロケットの実験は、ことし3月に初めて行われ、今回はそれ以来だと報じています。

韓国は、同盟国アメリカと取り交わした指針に基づき、ロケットへの固体燃料の使用が制限されてきましたが、去年、指針を撤廃することで合意し、偵察衛星などでの実用化に向け研究を進めてきました。

固体燃料のロケットは、液体燃料に比べて、構造が単純でありながら推進力が優れているとされ、韓国国防省は「監視や偵察などの国防力強化のため、今後数年間の開発過程を経て成果を示したい」としています。

一方、韓国メディアによりますと、韓国の各地で「ミサイルのようなものが飛んでいる」などと、警察や消防に通報が相次いだということです。

韓国国防省は「軍事保安上の問題で、広く国民に予告できなかった」と説明しています。

また、30日午後6時すぎ、光が上空に上っていく様子が関東から九州の広い範囲で確認され、SNSに目撃情報が相次いで投稿されました。

その後、韓国国防省がロケットの打ち上げ実験に成功したと発表し、天文の専門家は「光は天文現象ではなく、ロケットによるものではないか」と話しています。

30日午後6時すぎ、関東から九州の広い範囲で上空に光が上っていき、光が三角形に広がる様子が見られました。

SNSには「逆扇状でまばゆい光を放ちながら上昇に高速移動した」とか、「西北西方面に打ちあがったような光が出ていた」などといった投稿が相次ぎました。

また、NHK和歌山県御坊市に設置したカメラの映像では午後6時7分ごろ、北西方向の上空に上っていく黄色っぽい筋状の光が見え始めたあと、まもなく光が三角形に広がった様子が確認できます。光は数分間にわたって見られ、徐々に薄まって見えなくなりました。

その後、韓国国防省が固体燃料を使ったロケットの打ち上げ実験に成功したと発表しました。

神奈川県の平塚市博物館学芸員で、天文が専門の藤井大地さんによりますと、平塚市静岡県富士市に設置しているカメラでも西の空に光が上がっていく様子が写っていたということです。

この光について、藤井さんは「流れ星の中でも特に明るく輝く火球であれば10数秒で光は見えなくなるし、煙が広がることもないので、火球ではないことは明らかだ」と話しました。

そのうえで「光り始めてから地上に向かって見えなくなるまで10分ほどの間に3度にわたって噴煙が広がるように見えるので、ロケットの噴射によるものではないか。ロケットの噴煙は通常、明け方や夕方など限られた条件でしか見られないが、東海地方や関東を含むこれだけ広範囲で見えるのは非常に珍しい」と話していました。

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