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国連の安全保障理事会では日本が議長国を務める中、緊張が高まっている中東のパレスチナ情勢をめぐる緊急会合が開かれました。会合では各国が相次いで懸念を表明したのに続いて、イスラエルパレスチナが激しい非難の応酬を繰り広げました。

会合は、イスラエルのネタニヤフ新政権の強硬派の閣僚が今月3日、エルサレム旧市街地にあるイスラム教の聖地を訪問し、これに反発するパレスチナアラブ諸国が開催を要請したもので、5日、日本が議長国を務める安保理で最初の緊急会合が開かれました。

エルサレムイスラム教の聖地をめぐっては、過去にもイスラエルの要人が訪れたことがきっかけで、イスラエルパレスチナの大規模な衝突に発展した経緯もあるだけに、各国は相次いで懸念を表明し双方に自制を求めました。

このあとパレスチナ国連大使が、イスラエルの政権の強硬な姿勢を厳しく非難したうえで「安保理はいつになったら行動するつもりなのか」と議長席の日本の石兼国連大使に向かって苦言を呈する場面もありました。

一方、イスラエル国連大使パレスチナ側が暴力をあおってると反発するとともに「世界でより深刻な問題が起きているのに、なぜこのような意味のない緊急会合が開かれるのか」と、安保理の対応も批判しました。

安保理ウクライナ情勢や北朝鮮情勢をめぐって機能不全に陥っていると指摘されており、日本は今月、議長国として難しいかじ取りを求められています。

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