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アメリカ南部テネシー州のメンフィスで今月7日、黒人男性のタイリー・ニコルズさん(29)が交通違反の取締りを受けた際に、黒人の警察官5人から暴行を受け、病院で手当てを受けましたが、3日後に死亡しました。

警察は過剰な取締りだったとして警察官5人を免職とし、その後、5人は殺人などの罪で起訴されました。

メンフィス市は27日、事件当時、暴行した警察官が体につけていたカメラの映像を公開しました。

映像には、警察官がニコルズさんを取り囲み、殴る蹴るの暴行を加える様子やニコルズさんが「ママ」と叫んで助けを求める様子が捉えられていました。

映像の公開にあわせて、事件があったメンフィスのほかアメリカ各地で警察に抗議するデモが行われ、ニューヨーク中心部では大勢の市民がデモ行進し、シュプレヒコールをあげていました。

死亡したニコルズさんの母親は、平和的な抗議デモを呼びかけていますが、映像の公開を受けてデモがさらに広がる可能性も指摘されています。

バイデン大統領は27日、声明を発表し「タイリーさんを死に至らしめた恐ろしい映像を見て、多くの人と同じように怒りを感じ、深く傷ついた」として警察官による暴行を非難しました。

そのうえで、各地で広がる抗議デモを念頭に「正義を求めるものは暴力と破壊に頼ってはならない。暴力は不法で破壊的であり、受け入れられない」と述べて、平和的な抗議活動を呼びかけました。

アメリカのバイデン大統領は27日、政権の要である大統領首席補佐官を務めてきたクレイン氏が退任し、後任に新型コロナウイルス対策を担ったザイエンツ氏をあてると発表しました。

新たに大統領首席補佐官に起用されるザイエンツ氏は、おととしのバイデン政権発足当初から新型コロナウイルス対策調整官として、ワクチンの普及を進めてきたほか、オバマ政権でも新たな医療保険制度の導入をめぐって大きな役割を果たした人物で、アメリカのメディアは実務能力の高さが評価されたなどと伝えています。

退任するクレイン氏はその理由について、バイデン大統領への書簡の中で、今月がバイデン政権の4年間の任期の折り返しの時期にあたることに触れ「指導部を刷新するのによいタイミングだ。ほかの誰かがこの役割を担う時が来た」としています。

ホワイトハウスの高官が大統領の任期の途中で交代するのは珍しくなく、書簡でクレイン氏は直近の9人の大統領首席補佐官のうち、8人の補佐官よりも長い期間務めたとしています。

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