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成田空港の建設に反対するグループが、滑走路近くの土地に設置している看板や建物などについて、裁判所による強制的な撤去が、15日夜に執行される見通しとなったことが分かりました。反対派の活動拠点が撤去されれば、2017年以来です。

強制的な撤去が15日夜に執行される見通しとなったのは、成田空港のB滑走路近くにある4600平方メートル余りの土地です。

この土地は、空港に反対する男性が農業を続け、作業場などを設置しているほか、空港に反対するグループ「三里塚芝山連合空港反対同盟」が、看板や建物を設置するなどして活動拠点としています。

土地を所有する成田空港会社は、反対同盟に対して、看板の撤去や土地の明け渡しを求めて裁判を起こし、東京高裁が去年9月、反対同盟の控訴を棄却し、判決の確定前に強制執行ができる「仮執行宣言」を付けていました。

この「仮執行宣言」に基づき、15日夜に、裁判所による強制執行が行われる見通しとなったことが、関係者への取材で分かりました。

反対同盟の拠点が撤去されれば、2017年以来となります。

成田空港会社は、この土地を活用して、現在、「へ」の字型に曲がっている誘導路を直線化したい考えですが、土地の明け渡しを求める裁判は、ほかにも1件あることなどから、直線化までには時間がかかる見通しです。

JR西日本では15日、降雪の可能性が出てきたことに加えて、1月、予想降雪量をもとに線路上のポイントの雪をとかす装置を稼働させず、列車が立往生して乗客が長時間閉じ込められる事態となったことを踏まえ、京都駅周辺などで雪をとかす装置を急きょ稼働させることになりました。

これにともなって、午後5時からJR京都線琵琶湖線湖西線などの一部の区間で運転を取りやめていましたが、作業が終わったことから、午後6時すぎ、すべての路線で運転を再開しました。

今回、運転の取りやめが夕方の帰宅ラッシュの時間帯と重なったことや、会社からの周知が直前だったことから、JR京都駅では、運転再開を待つ乗客で構内が混雑するなど、大きな影響が出ました。

帰宅する途中の人などからは戸惑いの声が聞かれました。

京都市に単身赴任している30代の男性は「家族の住む石川県に帰る途中です。子どもが待っているので早く帰りたいです。今回は急な雪の影響ではなく、雪に備えて運転を見合わせたということで、JRはもっと早く知らせることができたのではないかと思います」と話していました。

滋賀県野洲市の20代の専門学校の学生は「何も知らずに学校から家に帰ろうと駅に着いたら、電車が止まっていました。JRが止まると帰れないので困ります。もっと周知のしかたを工夫してもらいたい」と話していました。

京都市に住む大学生は「滋賀から電車で京都駅に向かっている母と広島に行く予定でしたが、電車が遅れて待っています。雪に備えてのことなので、運転取りやめもしかたないかなと思っています」と話していました。

大阪管区気象台によりますと、日本付近は弱い冬型の気圧配置となっていて、近畿地方では北部を中心に雪が降っているところがあります。

京都市内の平地でも雪の降っているところはありますが、午後5時半現在、積雪は観測されていないということです。

今後も近畿地方の山沿いを中心に雪が降るところはありますが、平地ではほとんど積もらない見込みで、気象台は「現時点では大雪のおそれはない」としています。

雪をとかす装置を急きょ稼働させ、京都線など一部の区間で一時、運転を取りやめた措置について、JR西日本は「先月の大雪で多くのお客様に迷惑をかけたことを踏まえ、急きょ出た降雪予報に対応し、いったん運転を取りやめ、雪をとかす装置を稼働させた。今後も気象情報をもとに適切に判断していく」としています。

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