シンガポール、20年ぶりに新首相就任 https://t.co/Nkt6oiyPwo
— ロイター (@ReutersJapan) May 15, 2024
シンガポールの副首相兼財務相だったローレンス・ウォン氏(51)が15日、第4代首相に就任した。首相交代は約20年ぶり。
ウォン氏は「第4世代(4G)」と呼ばれるリーダーの一人で、長期政権を維持してきた与党・人民行動党(PAP)により後継者に選ばれていた。ウォン氏は財務相の兼務を継続する。
ウォン氏は、1965年のシンガポール独立後生まれとしては初の首相。
ウォン氏は国民に向けて、「謙虚に深い使命感を持って」国を率い、「私の全精力を注いでいく」ことを誓った。
首相を退任したリー・シェンロン氏(72)は、慣例通り上級相として閣内にとどまる。リー氏は国父の故リー・クアンユー初代首相の長男。
シンガポール ローレンス・ウォン新首相就任 約20年ぶりの交代https://t.co/RqoNVFVGbg #nhk_news
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シンガポールで15日、およそ20年にわたって首相を務めてきたリー・シェンロン氏が退任し、後継のローレンス・ウォン氏が新たな首相に就任しました。米中対立や少子高齢化への対応など課題も山積する中、その手腕が問われることになります。
新しい首相に就任したローレンス・ウォン氏は15日夜行われた就任式で「私たちのリーダーシップのスタイルはこれまでの世代と違うものになる」と述べて世代交代を強調しました。
そして、米中対立や少子高齢化など外交や内政の課題を挙げたうえで「共にシンガポールを前に進めよう」と述べ、結束を呼びかけました。
ウォン新首相は中産階級の家庭で育った官僚出身の51歳。
新型コロナウイルス対策で複数の省を束ねるタスクフォースの共同議長を務め、政界での存在感を高めたほか、副首相兼財務相も務めてきました。
シンガポールで「建国の父」と呼ばれるリー・クアンユー初代首相の長男で、前首相のリー・シェンロン氏は、高い知名度とリーダーシップでおよそ20年政権を率いましたが、退任後は顧問的な立場の上級相としてウォン首相を支える形になります。
ただ、ウォン首相の政権内での求心力や外交手腕など未知数の部分もあり、米中対立や少子高齢化への対応など課題も山積する中、その手腕が問われることになります。
漁師に支援物資供給、フィリピン民間船団 南シナ海の係争海域 https://t.co/WbTHblWIjP https://t.co/WbTHblWIjP
— ロイター (@ReutersJapan) May 16, 2024
南シナ海を巡って中国との緊張が高まる中、フィリピンの漁師に係争海域で支援物資を届ける民間船団を組織したグループ「Atin Ito(これは私たちのもの)」は16日、中国船の追尾を受けつつも任務を果たしたと表明し、「大きな勝利」だと主張した。
同団体によると、5隻の商業船と100隻の小型漁船で構成される船団の出航に先立ち、10人のメンバーから成る「先遣隊」がスカボロー礁(フィリピン名:パナタグ礁、中国名:黄岩島)に向かっていた。
この先遣隊が15日に漁師らに食料や燃料を供給できた。一方、中国船に追われた漁師が既に当該海域を離れたため、大規模な船団がこれ以上スカボロー礁に向かう必要はなくなったという。
中国側は15日、黄岩島と周辺海域の主権は中国にあると表明。中国国営中央テレビは、中国海警局が周辺海域で同日、「日常的な権益保護と法執行活動」を行ったと伝えた。
#中比(南シナ海・支援物資)
タイ財務相、金利より金融アクセスを懸念 中銀総裁と会談 https://t.co/mf1DsRqRIj
— ロイター (@ReutersJapan) May 16, 2024
タイのピチャイ新財務相は16日、セタプット中央銀行総裁と会談後、金利よりも国民の金融へのアクセスの不足を懸念していると述べた。
同国ではセター首相が中銀に利下げを要求。中銀は利下げに抵抗しており、ピチャイ氏は財政・金融政策の調和を図りたい考えだ。
セタプット総裁と2時間近くわたって会談したピチャイ氏は、中銀は政策金利を自由に決定できると発言。「われわれが懸念している、国民や企業にとっての本当の問題は金融へのアクセスの不足だ」と述べた。
また、元中銀政策委員として中銀の業務を理解しており「考え方は同じだった」とも発言。総裁とは今後もっと頻繁に話をすると述べた。
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