バイデン氏陣営、トランプ氏不支持の共和党幹部を起用 https://t.co/DdkaMCkGfs https://t.co/DdkaMCkGfs
— ロイター (@ReutersJapan) June 7, 2024
米大統領選で再選を目指すバイデン大統領が、トランプ前大統領を支持しない共和党員を選挙陣営に起用している。陣営幹部が6日明らかにした。
陣営は既に、トランプ氏を声高に批判してきたアダム・キンジンガー前下院議員(共和党)の首席補佐官だったオースティン・ウェザーフォード氏を採用した。同氏は共和党の全国組織で幹部を務めている。
陣営幹部はウェザーフォード氏起用の狙いについて「ドナルド・トランプ氏が勝利して二期目に入ることが、この国にとっていかに危険かが分かっている無党派層及び穏健派共和党員への働きかけを強めるため」だと説明した。
バイデン、トランプ両氏の陣営はいずれも、共和党の大統領候補者指名争いから撤退したニッキー・ヘイリー元国連大使の支持者を自陣営に呼び込むために奔走していたが、ヘイリー氏自身はこのほど、11月の選挙でトランプ氏に投票すると述べた。
バイデン氏陣営はヘイリー氏の支持者らと会合を持つと同時に、こうした票を取り込むために「7桁台の広告費」を投じていると陣営幹部は述べた。
トランプ氏は自身を支持しない共和党員のことを「RINO(Republicans in Name Only=名ばかりの共和党員)」だと批判している。
トランプ氏の副大統領候補、ほぼ男性一色 ノースダコタ州知事ら https://t.co/tXHmCaZBB2 https://t.co/tXHmCaZBB2
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トランプ前米大統領は11月の大統領選に向けニューヨークのマンハッタンで先週開いた資金集めのパーティーで、副大統領候補の話題になり、ノースダコタ州のダグ・バーガム知事やティム・スコット上院議員(サウスカロライナ州)らの名前を挙げた。献金者らが明らかにした。
複数の大口献金者は、トランプ氏と共和党候補指名を争ったニッキー・ヘイリー元国連大使を副大統領候補にすべきと述べたが、トランプ氏はほとんど取り合わなかったという。
トランプ氏は以前に女性を副大統領候補とすることに関心を示していた。しかし、トランプ氏や献金者、ロビイスト、選対陣営当局者などと過去数週間に会話したという複数の関係者によると、名前が挙がっているのはほぼ全員男性で、J.D.バンス上院議員(オハイオ州)とマルコ・ルビオ上院議員(フロリダ州)が最有力候補に浮上している。
バーガム氏とスコット氏も依然として候補だという。また、トム・コットン上院議員(アーカンソー州)とエリス・ステファニク下院議員(ニューヨーク州)をダークホースとして挙げる関係者もいた。
関係者らは検討されている候補は流動的だと強調した。
トランプ氏、党大会で副大統領候補を発表へ https://t.co/hEwcONS71H
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11月の米大統領選で共和党の候補指名を確実にしているトランプ前米大統領は6日、来月の共和党全国大会で副大統領候補を発表すると言明した。
テレビ司会者のフィル・マグロー氏が「副大統領候補を教えてもらえるか」と尋ねたのに対し、「まだ言えないが、とても良い候補たちがいる。党大会で発表する」と答えた。
共和党全国大会は来月15~18日に中西部ウィスコンシン州ミルウォーキーで開催される。
トランプ氏はこの日、FOXニュースとのインタビューでも同じ意向を表明した。
CNNは5日、事情を知る関係者の話として、副大統領候補に挙がっている数人に対し、審査書類が送られたと伝えていた。
ただし関係者らによれば、人選は依然として流動的。トランプ氏の陣営は、最終決定を下すのは同氏本人だと強調している。
トランプ氏は先月のインタビューでも、党大会で副大統領候補を発表する可能性が高いと話していた。
米地裁、バノン被告に刑務所への出頭命令 議会侮辱罪で https://t.co/PQUgtCOZtf
— ロイター (@ReutersJapan) June 7, 2024
米首都ワシントンの連邦地裁は6日、2021年の米連邦議会襲撃事件を調査する下院特別委員会の召喚状に従わなかったとして議会侮辱罪で禁錮4月を言い渡されたスティーブ・バノン被告に、7月1日までに刑務所に出頭するよう命じた。同被告はトランプ前大統領の元首席戦略官。
トランプ氏がバイデン大統領と対戦する11月5日の大統領選へ向けて重大な局面を迎える時期に、バノン被告は服役中となる可能性が高い。
バノン被告は、下院特別委が召喚状で命じた証言や資料提出を拒否したため、22年に地裁から禁錮4月などの量刑を言い渡された。同被告は控訴したが、連邦高裁が先月に訴えを退けた。
バノン被告は地裁前で記者団に、裁判所は「(トランプ氏を熱烈に支持する政治運動の)MAGAをつぶそうとしている」と述べ、連邦最高裁に上訴する意向を示した。
同様に議会侮辱罪で有罪となったトランプ前政権の大統領補佐官ピーター・ナバロ被告は既に連邦刑務所で服役している。バノン被告が服役すれば、トランプ前政権の高官で2人目となる。
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