中国 GDPの記者会見行わず ウェブでのみ公表へ 重要会議関係かhttps://t.co/n1m4xRz7ma #nhk_news
— NHKニュース (@nhk_news) July 12, 2024
中国政府は、15日、発表予定のことし4月から6月までのGDP=国内総生産について、記者会見を行わず、ウェブサイトでのみ、公表することを明らかにしました。同じ15日からは、中国共産党が長期的な経済政策などの方針を決める重要会議を開く予定で、この会議が関係しているのではないかという見方も出ています。
これは中国国家統計局が12日、ウェブサイト上で明らかにしました。
それによりますと15日、発表予定の中国のことし4月から6月までのGDPについて、記者会見を行わず、ウェブサイトでのみ、公表するとしています。
重要な経済指標のGDPについて会見が行われないのは異例ですが、国家統計局は、会見を取りやめた理由を明らかにしていません。
ただ、中国では、15日から18日まで中国共産党が長期的な経済政策などの方針を決める重要会議「三中全会」を開く予定です。
会議で不動産不況の長期化や内需の停滞など、中国経済が抱える課題について政策の方向性をどう示すのかが注目されていて、市場関係者の間では、会見の取りやめは、この会議が関係しているのではないかという見方が出ています。
中国ではおととし10月にも5年に1度の党大会の期間中に予定されていたGDPの発表が延期されたあとウェブサイトでのみ公表され、政府の成長率目標を下回るGDPの内容を発表するのを避けたという見方が出ていました。
中国新規銀行融資、6月は急増も予想届かず M2伸び率過去最低 https://t.co/GkbgSjuPOP
— ロイター (@ReutersJapan) July 12, 2024
6月の新規人民元建て銀行融資は2兆1300億元(2935億5000万ドル)と、前月の2倍以上に増加したが、アナリスト予想には届かなかった。
前年同月の3兆0500億元も下回った。ロイター調査によるアナリスト予想は2兆2500億元、5月実績は9500億元だった。
中国人民銀行(中央銀行)が公表したのは1─6月の統計で、6月単月のデータはロイターが算出した。1─6月の新規融資は13兆2700億元。
人民銀は先月、景気刺激的な金融政策スタンスを堅持すると表明したが、マネーサプライM2伸び率など複数の主要指標が過去最低を更新した。長引く不動産危機が投資を抑制し、消費者心理を悪化させる中、中国の需要の弱さへの懸念に拍車がかかっている。
6月のマネーサプライM2の前年比伸び率は過去最低の6.2%と、アナリスト予想の6.8%を下回った。5月の7.0%から急低下した。
6月末時点の元建て融資残高も前年比8.8%増と、5月の9.3%から伸びが鈍化し、過去最低を記録。市場予想は9.0%増だった。
6月の家計向け融資は5709億元で、5月の757億元から急増した。
6月の社会融資総量残高は前年比8.1%増と、こちらも伸びが過去最低に鈍化。5月は8.4%増だった。
社会融資総量は、通常の銀行融資に加え、新規株式公開、信託会社の融資、債券発行などを含む広義の与信・流動性を示す。
人民銀の潘功勝総裁は先月、中国で信用の伸びが鈍化しているのは自然だと発言、背景には経済の変化のほか、不動産部門や地方政府向けの融資減少があると指摘した。
国泰君安国際のエコノミスト、Zhou Hao氏は「新規融資も社会融資総量も予想に届かず、借り入れ需要は相変わらず弱いことを示した。不動産市場の心理改善には追加の緩和が必要だとみられる」と述べた。
大手国有銀行の融資担当者によると、借り入れを申請してくるのは主に国有企業や政府が融資を奨励しているセクターで実質的なローン需要は依然弱いという。同担当者は、景気減速局面で銀行に貸出拡大を求めるのは、その場しのぎの措置に過ぎず、今後数年で不良債権が増えるリスクをはらむと述べた。
中国、台湾への武器販売で米6社と幹部に制裁発動=外務省 https://t.co/qr2RBrSns9
— ロイター (@ReutersJapan) July 12, 2024
中国外務省は12日、中国政府は台湾への武器販売を巡り、米国の軍需企業6社と幹部数名に制裁を科したと発表した。
制裁は即日施行。対象となるのはアンドゥリル・インダストリーズ、マリタイム・タクティカル・システムズ、パシフィック・リム・ディフェンス、エイベックス・エアロスペース、LKDエアロスペース、サミット・テクノロジーズ。
中国 習主席 ソロモン諸島とバヌアツの首相と会談 関係強化へhttps://t.co/4EopIjMPZ3 #nhk_news
— NHKニュース (@nhk_news) July 12, 2024
日本で来週、「太平洋・島サミット」が開かれるのを前に、中国の習近平国家主席は、南太平洋のソロモン諸島とバヌアツの首相と相次いで会談し、両国との関係をさらに強化する考えを示しました。
ソロモン諸島 マネレ首相
中国外務省によりますと、習近平国家主席は南太平洋のソロモン諸島のマネレ首相、バヌアツのサルワイ首相と12日、北京でそれぞれ会談しました。
バヌアツ サルワイ首相
この中で習主席は「中国とソロモン諸島など、太平洋の島しょ国との友好協力は、発展を実現する誠実な支援だ」と述べ、農村開発やインフラ整備を通じて関係をさらに強化する考えを示しました。
また「中国は地政学的な勢力範囲を求めず、他国の内政に干渉しない」と強調し、南太平洋地域への関与を深めるアメリカをけん制しました。
中国は南太平洋地域で、巨額の援助や投資に加えて安全保障などの分野でも島しょ国との連携を強化しています。
日本では来週、南太平洋の国や地域の首脳らを東京に招いて「太平洋・島サミット」が開かれる予定で、中国としては対抗して影響力を強めるねらいがあるとみられます。
#反中国#対中露戦#習近平伏魔殿体制=旧体制