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バングラデシュで、隣国インドと緊密な関係を維持してきたハシナ政権がことし8月に崩壊して以降、インドで多数派を占めるヒンドゥー教徒の安全確保などをめぐって、両国の対立が深まっていて、今月に入っても互いに激しい抗議デモが相次ぐ事態となっています。

バングラデシュでは、ことし7月から8月にかけて学生たちの激しい抗議デモが全国に拡大し、退陣に追い込まれたハシナ前首相は、緊密な関係にあったインドに逃亡しました。

この政変後、ヒンドゥー教徒が多数派を占めるインドでは、バングラデシュ国内で少数派のヒンドゥー教徒への迫害が相次いでいるといった批判や懸念の声が高まっていて、今月2日にはインドにあるバングラデシュの領事館が襲撃される事態となっています。

こうした批判に対し、バングラデシュ側も事実に反するなどと反発を強め、8日には首都ダッカで政党関係者による大規模なデモが実施されました。

一方、インドでも、バングラデシュの暫定政権を率いるムハマド・ユヌス氏の顔写真を靴でたたいたり燃やしたりするなど、各地で抗議活動が相次いでいます。

バングラデシュの裁判所が「人道に対する罪」の疑いで逮捕状を出したハシナ前首相の扱いをめぐっても、両国政府は緊張関係にあり、今後、対立がさらに深まるおそれも出ています。

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