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従来の健康保険証はすべての有効期限が切れ、医療機関や薬局の窓口では2日からマイナンバーカードと一体化した「マイナ保険証」の利用が基本となります。ただ厚生労働省によりますと、来年3月末までは従来の健康保険証を持参した場合でも保険診療を受けられるということです。
きょう各地の医療機関では、多くの患者がマイナ保険証を利用している姿が見られました。


従来の健康保険証は1日、すべての有効期限が切れ、医療機関や薬局の窓口では2日から「マイナ保険証」の利用が基本となります。

マイナンバーカードを持っていれば
医療機関や薬局の窓口のほか
▽オンライン上の「マイナポータル」
セブン銀行のATMで保険証の機能を登録できます。

また「マイナ保険証」の代わりとなる「資格確認書」でも受診できます。「資格確認書」はマイナンバーカードを持っていない人や、カードに保険証の機能を登録していない人に向けて加入する保険の運営者から届くもので、有効期限は最長5年です。

ただ厚生労働省によりますと、窓口の混乱を避けるため来年3月末までは従来の保険証を持参した場合でも、資格情報が確認できれば保険診療を受けられるということです。

「マイナ保険証」の登録者数はことし10月の時点でおよそ8730万人と、マイナンバーカード保有者全体の87%余りに上る一方、利用率は37%余りとなっています。

「マイナ保険証」は患者本人の同意があれば医師が薬の処方履歴などを確認できるため、厚生労働省は薬の重複投与を避けるなど、より適した医療の提供につながるとして利用を呼びかけています。

医療機関で利用する人も
「マイナ保険証」の利用が基本となり、各地の医療機関では多くの患者がマイナ保険証を利用している姿が見られました。

<盛岡>

このうち盛岡市にあるクリニックではおととしの春から受け付けに顔認証機能付きのカードリーダーを設置し、「マイナ保険証」を利用できるようにしています。

このクリニックでは「マイナ保険証」の利用を呼びかける紙を掲示したり、受け付けの担当者がマイナンバーカードを持っていないか声をかけたりしてきました。

クリニックでの「マイナ保険証」の利用率は、ことし9月末の時点でおよそ56%だったということです。患者たちの多くはマイナ保険証をカードリーダーに通してスムーズに受け付けを済ませていました。

70代の男性患者は「違う病院に行ってもどんな薬を飲んでいるか確認ができるので便利です」と話していました。

クリニックの及川寛太院長は「事務のメンバーと医師が連携して患者さんに丁寧な説明を心がけてきた。受け付けの効率も上がるので、さらに進めていきたい」と話していました。

<松山>

松山市調剤薬局ではマイナンバーカードと一体化した「マイナ保険証」に移行したことを周知するなどしています。

この松山市調剤薬局では移行を見据えて顔認証付きカードリーダーを設置したほか、薬局の中にも移行について周知するチラシを貼って利用を呼びかけてきました。この調剤薬局では現在は6割程度の患者がマイナ保険証を利用しているということです。

80代の女性は「去年からマイナ保険証を使い始め、複数の病院に行っているのでまとめて管理してもらえるのがありがたいです」と話していました。

宮崎晃一店長は「今のところ大きな混乱はないが、病院にかかる頻度の低い若い人などは情報が行き届いていない場合もある。マイナンバーカードそのものの有効期限が切れているケースもあるので注意してもらいたい」と話していました。

<鹿児島>

鹿児島市の公立病院では、マイナ保険証の情報を読み込むカードリーダーの数を増やすなどして対応しています。

1日に平均およそ800人の外来患者が訪れる鹿児島市立病院では▽ポスターの掲示や放送などで「マイナ保険証」の利用を呼びかけているほか▽2日から、顔認証機能などが付いたカードリーダーの数を7台から12台に増設しました。

午前8時半の診察の受け付けが始まると「マイナンバーカードを保険証として利用登録するにはどうすればいいのか」などと職員に質問している人もいました。

70代の男性は「全部1枚でできるので私にとってはすごく便利で使いやすいです」と話していました。

子どもと訪れた女性は「個人情報がどうなるのかという点は少し心配ですが、しかたがないとも思います。私はまだ使っていないのでこれから使おうと思います」と話していました。

鹿児島市立病院医事情報課の片野田康之参事は「きょうはいつもよりマイナンバーカードを使っている人が多いと感じました。個人情報に関しては厳正に取り扱っていきたい」と話していました。

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