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4月14日「師友なきは不徳」

我々に親の亡いことは避けられぬ不幸である。しかし、師友のないことは不幸の上に、不徳ではあるまいか。
我々はやがて親とならねばならぬ。それと共に、我々はまた何人かの、できるならば国人の、衆生の師友たらねばならぬのである。

「何の為に学ぶのか」

それ学は通の為にあらざるなり
窮して困(くる)しまず
憂へて意(こころ)衰えざるが為なり
禍福終始を知って惑はざるが為なり

学問の真の意義・目的というものは、単に出世するとか成功しないとかいうような功利的なところにあるのではない。人間は、現実に於いてはむしろ常に窮することや憂うることが多い。色々の禍や福、そして何に始まり何に終るかという因果の関係というものは、実に複雑で容易に理解できない。そのためにわれわれは現実に於いて甚だ悩むことが多いのである。
自分は悪いこともしないのにどうしてこんな目に遇うのだろうか。などど思うのは禍福終始を知らないからである。如何に窮しても苦しまない、憂えても意が衰えない、禍福終始を知って惑わない、これが学問の真の目的である。
実に徹底した堂々たる言葉であって、これが学問の本質であります。
(活学)

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