師弟関係、塾生同士の関係を「私塾的関係性」と呼ぶとすると、この関係性は現代においては、もっと広がりをもって捉えることができる。
「私淑する」という学び方が私は好きです。直接会ったことはなくとも、師として仰ぎ、学ぶ。そんな素直な学ぶ心の構えが「私淑する」関係にはあります。
そうすることで、自性を徹見し、神々と繋がっていかねばならぬ。
ああ、そうか、齋藤さんと私は、「まったく同じもの」と戦っているのか。
「まったく同じもの」=父権主義。
しかし、そのまた奧の原因は、コンピューター化。
ふだんはあえて穏やかで上機嫌な雰囲気を作り出してはいますが、私たち二人の内面の気性は激しく、「怒り」を起爆剤にしているところもよく似ています。
「仏も一箇の有血誠男児」(仏印)