2008-06-13 ■ 哲学 chanm 哲学 chanm 『パイドロス』 P49 あの二つの話の愚かさかげんたるや、まことに念の入ったものだった。何ひとつたしかなことも、真実のことも言ってないくせに、ある種のつまらない連中をあざむいて、彼らの間で喝采を博しようものなら、まるでひとかどの存在であるかのように、もったいぶってみせるとはね。――だからぼくとしては、友よ、どうしても自分を浄める必要があるのだ。