「1998年のロングターム・キャピタル・マネジメント(LTCM)であろうが今年のベアー・スターンズであろうが、容認できないシステミックリスクをもたらす状況を回避するためFRBが介入することを米国は期待するようになった」
「ただ、FRBには明確な法定上の権限も、金融システム全般にわたるリスクを想定し対処する任務もない」
「将来的に一定の特別な状況の下で、FRBが一段と広範な金融機関に対し、流動性を利用可能とする必要が生じる可能性があることは明白であると思われる」
「そうした状況は制限されるべきで、経済全般に影響し得るシステミックリスクに限られるべきだ」
「長い道のりだったと思う。市場は3月よりも格段に良い状況にある。そうは言っても次に何が起こるかは誰にも保証できない」