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　十日の安保理会合で米国のハリルザド国連大使は「ロシアの目的はグルジアのレジーム・チェンジ（政権交代）ではないか」と執拗（しつよう）に詰め寄った。さらに「ロシアは民主的に選ばれたグルジア政権を代えるのが目的ではないと確約しなければならない」と強調した。
　これに対し、ロシアのチュルキン国連大使は「レジーム・チェンジは米国が発明した用語だ」と皮肉で応酬。質問には「民主的に選ばれても、国に大きな問題をもたらす指導者はいる」と述べ、明確な回答は避けた。

（日経新聞朝刊）
http://d.hatena.ne.jp/d1021/20080811#1218408298