通常「自転車は坂が苦手」と思われがちなのは、別段ギアが付いているとかいないとかの問題じゃなく、単に重いからなのだ。
本物の自転車は「軽さ」こそがすべてなのである。自転車というものは大まかに言うなら、軽さこそが性能であり「軽い自転車ほどいい自転車」で「重い自転車ほどダメな自転車」なのだ。
しかし、これが自転車最先進国のオランダになると、子供からお年寄りまで、すべての人々の平均購入価格が、7万4000円程度にもなる。ドイツでも6万円台後半。つまり自転車というものは、そういうものなのである。
ずばり言うなら、初心者にオススメの自転車カテゴリーは「クロスバイク」という種類である。
重量でいうなら10kgから12kg程度。価格でいうなら定価で5万から10万円というところ(つまりショップによってはそれ以下になる)。