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【私の小沢一郎論】平野貞夫元参院議員

「平成元年に自民党幹事長になって20年。政界から消えてもおかしくない状況もあったが、今、野党第1党の党首であることには天命を感じる」

私は「平成20年目にして、カネを絶対的価値とする米国型資本主義が崩壊し、ポスト資本主義へ日本のあり方が問われている。その意味で次の総選挙は歴史的意義がある。国民がそれを小沢さんに任せるなら、まさに天命を感じませんか」と言いました。

 小沢さんと自民党の人とは時代認識が決定的に違うんです。今までの制度ややり方を前提に、問題が出た部分をつぎはぎ的に対処するのが自民党です。しかし、小沢さんは今の問題は資本主義の変質、市場原理主義の矛盾といった歴史的問題で、基本的な思想や枠組みを変えなくてはいけないと考えています。

小沢さんは堂々と真正面から付き合えば喜ぶ人です。

そして小沢さんは人を結果では評価しない。どれだけ努力したかでみるずるい人は努力しないで理屈をこねるから、小沢さんから嫌われるんですね。

国民中心の政治、新たな世界のモデルとなる日本を作れるのは小沢さんしかいないと思います。

転娘でも気づいたように日本は世界の縮図であり、雛型として機能している。
だから、国内の体制を立て直すことが大切なのである。
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