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筑紫哲也と竹内好

本日、訃報が伝えられた筑紫哲也氏もそういう「言論人」のひとりだった。彼の死は新聞記者に代表的な無責任な「戦後言論」が終焉したことの象徴のように思える。

ウソをつくな。

ここで、筑紫氏が仮にも「ジャーナリスト」を名乗りたいのであれば、「いや、日本は公式に何回も謝罪していますよ。賠償金を払っていないのも、周恩来首相が『永遠の友好のために』と言って放棄すると決断されたからです。朱首相にも、もうすこし「正しい歴史認識」をもっていただきたい。また、日本は賠償金代わりの中国向けODAをもう20年間も続けています。日本が最大の援助国で、すでに総額5兆円(来日当時合計)。中国の公的援助の三分の二に相当する金額です。条件も日本が一番いい。中国の領土を世界一奪ったロシアも、アヘン戦争を仕掛けた英国もこんな支援はしていません』と即座に反論すべきだったのである。

だが、現実にはこうした事実は一切言及されることなく、筑紫氏はひたすら中国要人の言葉にうなづきながら、迎合するだけだったのである。

彼は事実に立脚すべきジャーナリストではなく、過剰なまでの贖罪史観に囚われ、事実にすら目を向けようとしなかったサヨク『評論家』でしかなかったからだ。これで「日本を代表」されたのではたまらない。だがこうした彼の何が何でも中国に迎合しようとする病的な姿勢がある時期、一部のメディアを中心に、ひたすら『良心的日本人』と持ちはやされてきたことも事実だった。それは今も続いている。

私は良質な左翼と巷に徘徊するサヨクを峻別しなければならないと思っている。

http://d.hatena.ne.jp/d1021/20081102#1225585133