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仕事中毒ではない記者は解雇すべし

 シリコンバレーのスタートアップ、Mahaloの創業者でCEO(最高経営責任者)を務めるジェイソン・カラカニス氏である。同氏はブロガーとしても有名であったが、今春公開した“How to save money running a startup”という一文は大きな評判を呼んだ。というよりカラカニス氏を批判する声が高まった。

「そうそう、ちょっと大げさだった、でもかなりの人がシリアスに受け取って不愉快な気持ちになってしまった。そこで僕の経営哲学を表現する、もっと洗練された表現を考えたんだ。『良い仕事をする社員を解雇せよ』(Fire people who do a good job)」に改める」。

良い仕事(good job)をする人は素晴らしい仕事(great job)をする人の席を奪う、という意味である。

若さと苦労、冗談好きと正論、挑発と挑戦、といった諸要素を掛け合わせた結果が一連の文章と発言になっている。


二番手グループが徒党を組むことによって、一番手を祭り上げてその権威を利用したり、排除して支配権を確立したりして、自分たちとその下の人間を区別するところから生き辛さが生まれる。