https://d1021.hatenadiary.com
http://d1021.hatenablog.com

小沢一郎民主党代表の定期党大会演説全文(1)「自公政権は一刻も早く消え去るのみ」(18日午後)

 さて、同志の皆さん。ついに今年、その時を迎えました。衆議院総選挙に勝利して、私たちが自ら新しい政権をつくり、国民の生活が第一の理念に基づいて国民の新しい生活を築くのであります。もはや一刻の猶予もありません。

 その責任と使命を忘れ、権力行使の目的さえも見失った政権は一刻も早くただ消え去るのみであります。自公政権が1日長く続けば、それだけ国民生活の被害が大きなっていきます。

 いわゆる派遣切りが進む一方で、介護を担う職員が決定的に不足していますが、それらを是正して、人材を活かしきっていくのが政治の力であります。

 私たち民主党の実現目標は明確です。第一に「国民の、国民による、国民のための政治」を実現する。単純な言い方ではありますが、それが民主主義の原点であります。その当たり前のことが日本では行われてきませんでした。それこそが今日、政治、経済、社会の混迷を招いた最大の原因であります。

それを公正なルールに基づく本来の自由経済に是正し、国民生活のセーフティーネットを前提にした仕組みにつくりかえなければなりません。

 実は経済危機の今こそ日本の大転換を成し遂げるチャンスであると私は思います。

小沢一郎民主党代表の定期党大会演説全文(2完)「国民の苦しみ、悩みを共有する姿勢を最後まで貫く」(18日午後)

 私はその中心となる総需要維持政策は、環境のニューディールと安心・安全のニューディール。この2つが中心になると考えます。

 政権交代を実現して、新しい政権を担おうとする私たちが今、最も求められているものは、国民の中に入り、その苦しみや悩みを共有し、国民とともに歩んでいく姿を最後まで貫いていくことであります。

国民の苦しみや悩みに対する想像力さえ失ってしまい、政権の獲得・維持そのものが目的化してしまいますと、それは自公政権と大差のないものになってしまいます。

自分自身が主権者であり、最終的な権力を握っているのだということをとぜひ自覚し、ここでその主権を必ず行使していただきたいのであります。

国民が自分で決め、自分でつくるという積極的な姿勢が民主主義の必要条件であり、日本国憲法の定める主権者のあり方なのであります。

代表挨拶
代表記者会見