【生きるチカラを養う 広がる法教育】(上)「議論で解決」能力育てる
法律家を養成したり、法律を記憶したりする教育ではない。「ルールはなぜ必要か」といった考え方を学ぶことで、問題が起こった際に議論を通じて解決する能力を育てることが狙いだ。
「プライバシーについて、ものを言ったりするときは、相手の気持ちを考えないと、相手を傷つけてしまうことが分かった」
法律知識ではなく、法的な考え方を議論を通じて学び、生きる力を育てる法教育。
「近年、自由や個性を尊重することがだんだん重視されている。一方で社会では互いに協力することも必要となる。衝突を回避するため、社会の共通ルールである法の考え方について学ぶことが求められているのではないか」
ルールはなぜあるのだろう―スポーツから法を考える (岩波ジュニア新書)
- 作者: 大村敦志
- 出版社/メーカー: 岩波書店
- 発売日: 2008/12/19
- メディア: 新書
- クリック: 5回
- この商品を含むブログ (8件) を見る
- 作者: 伊藤正己,加藤一郎
- 出版社/メーカー: 有斐閣
- 発売日: 2005/03/01
- メディア: 単行本
- 購入: 6人 クリック: 83回
- この商品を含むブログ (26件) を見る
- 作者: P.G.ヴィノグラドフ,Paul G. Vinogradoff,末延三次,伊藤正己
- 出版社/メーカー: 岩波書店
- 発売日: 1972/08/16
- メディア: 文庫
- 購入: 1人 クリック: 105回
- この商品を含むブログ (11件) を見る