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ひとインタビュー 純名りささん

いえいえ、とんでもない。結構さまよっていて、難破船みたいな人生だと思っています。特に、宝塚でトップスターだったとか、成績優秀だったというイメージが強いせいか、その世間とのギャップに悩むことも多かったですね。

私、自分で言うのも変なのですが、純なんです。真正直で、違うことは違うと言ってしまう。ストレートにものを言いすぎて誤解されることもあります。だからといって、計算して立ち回ることもできないし、うそもつけない。

旅に出ることが多いです。よくNYのブロードウェーへ行きます。それが心の栄養になり、私に新たな情熱を抱かせてくれるエネルギー源です。

人間は大変な思いをすればするほど、成長できる

不器用な生き方の根源でもあるのですが、「純」な部分はおばあちゃんになるまで残したい。それが自分らしさだと思うので。女優としては、繊細な心のひだをもっともっと表現できるようになりたい。それと品性。品性が備わっているということは、女優という職業においては特に大事だと思うんです。「きれい」を目指すのではなく、「汗の美しさ」を表現できる女優に成長していきたいですね。

最近興味があるのは白洲正子さん。生き方そのものがかっこいい。本物を見抜く眼力のすごさにもあこがれます。でも、それは、白洲さん自身が感性を日々磨いてこられたからこそ。見習わなければと思います。

弱気になった時にはよく岡本太郎さんの本を読みます。

http://d.hatena.ne.jp/d1021/20081119#1227093115
http://d.hatena.ne.jp/d1021/20090228#1235808338
久々の再会