「ここで国民のみなさんの命を守るための政治を、しっかりと政権交代して実現していかなければならない。そのときに官僚政治というものに屈してはならない。ある意味で天から与えられた試練を乗り越えなくてはならないと思っている」
民主党：政権交代、議会制民主主義定着の大目標に向け代表職に留まる 小沢代表が会見で
「『４０年になろうとする政治生活だが、代表の地位や、総理のポストに何の思いもない。議会制民主主義を定着させる。これが自民党離党以来の信念。（次の総選挙がそれを実現できる）最後の機会、この機会に国民の理解を得て、官僚機構の上に立った自公政権を覆して、国民の皆さんの側に立った政権をつくる。それが政治家とし
て最後の仕事だと思う。理解をいただいて、この目標に向かい皆さんと力を合わせて頑張っていきたい』と役員会、常任幹事会でも話をし、ともかく大目標を大いなる使命を達成するために頑張ろうと温かい支援の声をいただいた」
民主党：小沢代表の決断を受け止め、国民の理解を得られるために頑張っていく 鳩山幹事長
「当然、色々とご批判も仰ぐことになるとは思うが、覚悟の上で、天から与えられた試練だと受け止め、これを乗り越えないと政権交代など簡単にできない」
「今回の件で、代表自身を含めて秘書も何らやましい事が無いのに迷惑を掛けたから代表を辞任するというのでは我々が屈したことになる。選挙に有利か不利かということを超えて、代表の思いを信じて我々は正しい道を歩む」
「むしろ国民の皆さんは今回の件に対して冷静でいると考える。真実は一つで、代表を犯罪者のような扱いを受けたが、結果そうではなかった」
「官僚主導から国民主導の政治への転換を果たし、真の議会制民主主義を確立するという民主党の政治理念を実現するためにも、しっかりと党の結束を固めて、官僚主導政治に負けないという姿を見せ切ることで、国民のご理解を頂けるのではないか」
「厳しい結果になると思う。合法・違法という問題を超えて、国民に良い印象を与えてはいないが、そこでくじけては日本の政治が官僚主導の政治に浸かってしまう。何としても国民の皆さんにご理解を頂くため、最大の努力を党一丸でやっていかなければならない」
