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21世紀の地球は「寒冷化」? 「温暖化懐疑論」が台頭

一方、「IPCC擁護派」も黙ってはいない様子で、東北大学海洋研究開発機構などの学者が「懐疑派バスターズ」を結成。「地球温暖化問題懐疑論へのコメント」と題した、約60ページに及ぶ「懐疑論」への反論文章を掲載している。

地球温暖化問題懐疑論へのコメントVer.2.4

いわゆる懐疑論者の方々は圧倒的な少数派であり、かつ全く分野が異なる専門外の研究者あるいは非研究者である場合が少なくない。

議論をするのなら、世界中の様々な分野の学界において多くの研究者が行ってきた議論の帰結や最新の知見などを十分に踏まえた上で議論をしてほしい

「20 世紀後半から起きている温暖化は二酸化炭素が主な原因」という人為的排出二酸化炭素温暖化説は、数学の定理のように厳密に証明されたものではなく、科学の議論の大部分と同様、仮説であるといえる。ただし、この議論は、ひとつの決定的な証拠によって真偽が定まるような仮説ではない。すなわち、様々な観測事実、物理法則、シミュレーション結果などに基づいて、気候に影響を与える因子(二酸化炭素、フロン、メタン、水蒸気、太陽活動、硫黄酸化物、すすなど)の大きさを総合的に説明するように考えられた仮説である。前述のように、ほぼ全ての気候学者が同意した議論でもあり、少なくとも現時点においては、その信憑性を否定するような観測事実は皆無に等しい。そして、いま私たちに求められているのは、このような状況のもとでの予防原則に基づいた政策的判断によるリスク管理なのである。