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【幕末から学ぶ現在(いま)】東大教授・山内昌之 真木和泉

久留米水天宮宮司

真木の凄味(すごみ)はいつも生命の危険と背中合わせの冒険から逃げないことだ。

清河八郎のように表舞台で大見えを切らず、粘り強く自らの姿形で人びとを心服させるタイプだったのだ。

とにかく政治姿勢や主義主張がぶれない点では幕末でも屈指の男だったのではないか。

 この修羅場を見ても真木の凄いのは、全然たじろがないことだ。尊攘や倒幕という大革命にこのくらいの犠牲は何だと割り切っているのだ。そこで彼が発した有名な言葉が「形は足利尊氏でも、心が楠正成ならばよい」というのである。

 そして真木の偉い点はきちんと政治責任をとったことだ。敗戦と決まっても長州に逃げようとせず、端然と自刃(じじん)して、彼を信じた若者たちとともに死出の旅に出たのである。

政治は誰が、何について、いかなる志で取り組むのかという芸術にほかならない。

引退を最終的に判断するのは選挙民という側面もある。

もともと大蔵省出身の藤井氏は政権交代の暁には大臣でなく、事務の官房副長官をしたいと述べたという。驚いた人も多いはずだ。とても並の大蔵大臣経験者の語れるセリフではない。

 これこそ政治家の志であり、本懐の表れというべきなのか。

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水天宮のご祭神

天御中主大神

安徳天皇

二位の尼

建礼門院

吉田松陰 伊尹の志あれば

一語すでに尽くせり。