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鳩山大臣更迭で支持率暴落 麻生首相が迫られる「最後の決断」|週刊・上杉隆|ダイヤモンド・オンライン

 ここ数日、永田町を取材していて得られるのは、少なくない自民党議員が下野を覚悟しはじめたという感触だ。

「今こそ小手先ではなく、本当の意味で国民の信頼を取り戻して、党が再生するために、大きな歴史的な視野、展望をもちながら臨まなければならない。国民の信頼があってこその政権なので、その信頼が揺らいでいるのであれば、大政奉還といったが、政権をお返ししなければいけないわけです。麻生首相には、それくらいの覚悟をもってこの難局に当たっていただきたい」

 筆者は、今回も、討論後に国会内で何人かの与党議員の声を集めた。


 前回と違うのは、麻生首相の負けだと言い切る自民党議員が多かったということだ。

 それは、麻生首相自身にも言えるようだ。事前に渡された想定問答集や資料にまともに目を通さず、なにか、ぼうーとした感じだったという。

「7月12日の都議選はどうひっくり返ってもウチは勝てない。だから、都議選の後に解散なんて打てるわけがないんだ。選択肢はひとつしかないんだよ。都議選前の総選挙か、ダブル。選挙で負けた首相が解散することなど党が許すはずがない。だいたい、自分の選挙で負けた落選都議が、他人の選挙を一生懸命やるわけがないだろう。東京で負けたら、全国で負けるよ」

 6月19日金曜日は多くの重要法案が成立する。麻生首相には、自らの内閣を存続させるかどうか、最後の「決断」が迫っている。