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「受け身の姿勢」は民主党の命取りになる

アメリカの政治ストラテジストで、2000年の大統領選挙ではアルバート・ゴア氏の選対委員をつとめたドナ・ブラジル氏(49)

Q 民主党が新たに着手すべき点はありますか。


A 市民を変化のプロセスの中に導き入れて、一緒に潮流の変化を体験すべきです。一般に、政治というと「政治家と官僚」、「政党とカネ」といったことが頭に浮かびがちですが、大切なのは市民です。彼らの声をきくこと。これが民主主義のエッセンスです。政治は参加型のスポーツなのです。受け身であってはいけません。この点を決して忘れてはいけない。


そしてタウンミーティング(対話集会)を多用して一般市民の声、つまり何に不満を持ち、何を必要としているのかを聞かなくてはいけない。それによって市民と政治家の間に信頼関係が生まれるのです。不況から脱していない状況を政治家が理解しなくてはいけません。そうした声を聴くことで、真の政治家は「起きてくる」のです。