https://d1021.hatenadiary.com
http://d1021.hatenablog.com

【次代への名言】高杉晋作と松陰編(3)

「翼あらば千里の外も飛(とび)めぐり よろづの国を見んとしぞおもふ」

 「外国船は三百から四百隻、そのほかに軍艦十数隻という。支那人は外国人の使用人となっている。憐(あわ)れむべし。わが国もこうならざるをえないのか。国防の成就を祈るばかりである」

だから、「何はともあれ海軍」ということで帰国途中に立ち寄った長崎で「独断で蒸気船一隻を注文いたしました」と長州藩の先輩、桂小五郎に報告している。

 だが、どうも帰国後の晋作は自分をもてあましていたようだ。英国公使館を焼き討ちにしたかと思うと、10年先に備える、と言って藩からの登用を断って頭を丸め、「東行(とうぎょう)」と称した。≪坊主頭(ぼうずあたま)をたたいてみれば 安い西瓜(すいか)の音がする≫とは当時の晋作のざれ歌である。

http://d.hatena.ne.jp/d1021/20091008#1254966891